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09モンテッサとシェルコ
世界選手権の会場に、モンテッサとシェルコの2009年モデルが展示されていた。
モンテッサは、白と黒のシックなカラーリングの通常市販バージョンと、チャンピオンレプリカの風格漂うレプソルカラーの2機種。
2008年までは、レプソルモデルはファットバーやそれにともなうトップブリッジなど、通常モデルとはスペックのちがいがあったが、2009年モデルでは通常モデルがファットバーを採用したので、カラーリングが主な仕様ちがいとなっている。
初期型、2007年モデル(日本では2006年モデルは存在しなかった)まで、モンテッサとホンダRTLは同一仕様となっていたが、2008年モデルとしてRTLが260ccとなり、以後、モンテッサとRTLは少しずつ仕様に差異が見られるようになってきた。
スペイン大会の会場に展示されていた09年型モンテッサは、一見してサイレンサーがこれまでのものとちがっていた。現行のRTL / Cota 4RTのサイレンサーはワークスマシンでテストが重ねられたもののフィードバックだだか、09年型モンテッサのサイレンサーは、どんなテクノロジーでどんなサウンドを放つのだろうか。
一方、シェルコの2009年型はごらんの通り。グラフィックの変更が主な変更点のように見受けられる。
シェルコは2007年にクリストフ・ブルオンとダニエル・オリベラスが4ストロークマシンをデビューさせ、2008年にはアルベルト・カベスタニーがインドア世界選手権で好スタートを切ったが、アウトドアではカベスタニー、オリベラスとも波に乗れていない。2009年モデルには、そんなシェルコの新たな思いが注入されているにちがいない。
詳細の発表は、後日。