© トライアル自然山通信 All rights reserved.

L・サンツ、ダカールで16位

2014年のダカール・ラリーが終わった。女子トライアルの圧倒的チャンピオン、ライア・サンツは4回目のダカール・ラリー出場となり、これまでで最上位の総合16位を獲得した。もちろん女子部門では4年連続勝利となる。
ライアはトライアルでの活動はジュニア世界選手権への参戦から女子世界選手権に一本化し、ラリーイベントへの出場の比重を増やしていた。2年目、3年目はガスガスでの参戦となったが、今回はアルゼンチン・ホンダからのエントリーで再びホンダに戻っての参戦となった。
今回のラリーは過酷なコース続きで、ライアも初めての経験となる厳しいものだったという。そんなコンディションで最上位を獲得、しかも9日目には7位という成績も残している。トライアルで培ったライディングテクニックと、4年目となるラリー経験がうまくかみあっての好成績と推察されるが、今後、さらに好成績も期待される。
ライアの乗るHonda CRF450 Rallyは市販車プロトということで、多くのライダーの手に渡り活躍する、最初の布石となった。今回の16位という成績は、ワークス参加のライダーも含めて、ホンダ陣営の3番目の成績だった。
このほか、昨年までオッサで活躍していたダニエル・オリベラスもガスガスを駆って参加、36位となっている。