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2016シェルコ、タンクがエンジンの上に
シェルコが、2016年型のニューモデルを発表した。毎年、確実な改善を繰り返してきたシェルコだが、今回は久々のフルモデルチェンジ。マシン後部のリヤタンクがトレードマークだったシェルコが、コンベンショナルなタンク位置となっての登場だ。
125、250、300のラインナップがある2016年モデルだが、そのすべてがフレームを一新、材質はクロームモリブデン鋼となっている。
燃料タンクがマシン前方となり、エアクリーナーボックスがマシン中央に配置されたことで、給排気系も新設計となっている。低速でのドライバビリティの向上、スムーズな排気などが実現しているという。
入門ライダーのためのST125、トップクラスのパワーを引き出せるライダーのためのST300、扱いやすいエンジン特性を持つ万人向けのST250。排気量の異なる三車には、それぞれ特徴が与えられている。
○エンジン
クラッチ:Surflex R
インレットマニホールドの改良
低速域での性能向上、優れた吸収性ウールの採用と動作温度の低下
エキゾーストマニホールドの耐久性向上
ギヤセレクターレバーの強化
強化されたシャフトに装着されるキックスターターレバー
○シャーシー
新しいクロムモリブデン鋼シャーシ、新エンジンガードの設計でフレームの寿命と性能を向上
前方に位置したポリアミド製の新燃料タンク
新しいエアフィルターボックス
新しいリアフェンダー
テックフォーク
新型スプリングとダンパーチューニングを施したR16Vショックアブソーバ
アルマイトアルミホイール
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