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イギリス、スペイン同点の女子TDN
2014年9月13日、アンドラ公国でのトライアル・デ・ナシオン(TDN)女子の部。優勝は世界チャンピオンに成ったばかりのエマ・ブリストを擁すイギリスで、2位がスペイン、3位はドイツだった。日本は11位。今回は13カ国が参加した。
イギリスはエマ・ブリストはじめ、レベッカ・クック、ジョアンヌ・コルスの3名がチームを形成する。世界ランキング1位、2位、18位のチームだ。
スペインはサンドラ・ゴメス(ランキング3位)、ミレイア・コンデ(同4位)、エリザベ・ソレラ(同7位)の3人。
イギリスとスペインは15セクション2ラップの戦いの末、減点15でなんと同点となった。TDNの減点は3名のライダーのうち、各セクションで好減点をマークした二人の減点を結果とするもので、もっとも大きな減点は10点となる。イギリスの最大限点は8点でスペインは5点。3人とも5点になったセクションは、どちらのチームも一つもなかったわけだ。
同点の場合、順位はクリーン数で決まる。ふたりがクリーンした場合、残りの一人は申告5点をもらっても減点数は変わらないが、このルールがあるから、申告5点もそうそうできない。
そしてクリーン数を数えれば、これもほとんど同じだった。結果、イギリスがクリーン74、スペインがクリーン73でイギリスの勝利が決まった。ドイツは減点24だった。
日本は10位のアンドラに13点差の11位だった。