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今度はボウ。一騎討ち

0904アイルランドのボウ

 アイルランド大会2日め、日曜日はまたまたボウとラガの一騎討ちとなった。
 1ラップめはいい勝負。ややラガが優勢のまま折り返したところで、ボウが本領発揮。1ラップめの12点から、いきなり3点のベストスコアをたたき出して、文句なしの優勝を飾った。
 これでランキングの1位2位が同点で並ぶことになった。
 藤波は、土曜日の不調をそのまま引きずり、しかも今度は結果も不調を引きずって、5位に沈んだ。マシンとの相性の問題が解決していない模様。


 海を隔ててマン島が見える北アイルランド(なぜかアイルランド大会と称されているが、この地はいわゆるグレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国だから、イギリスである。イギリス大会は、これとは別に予定されているのが不思議。不思議なまま納得するのがヨーロッパ流)、ニューキャッスルでの2日制大会。
 土曜日のセクションに対して6つのセクションが手おなしされたが、難易度的には変わらず、長過ぎて1分半で走りきれないところのポイントを削って短くしたところが多かったようだ。
 こうなると、トップライダーはさすがに点数をまとめてくる。土曜日の1ラップめに25点だったアダム・ラガは、日曜日の1ラップめはたった10点。2ラップめはさらに減点を減らしてくるものと思われた。
 こんな中、藤波が不調だ。藤波とボウは、2009年型ワークスマシンに乗る。これは、2008年型とは特性が大きく異なり、ライディングも変えなければならない。しかしその結果、今までに勝る戦闘力を得ることができるはずという。今はその過渡期。具体的には、アクセルに対してどれほどマシンが走っていくかが変わってきているのだという。
 土曜日の2ラップめ、藤波はこのマシンに慣れるきっかけをつかんだ。かと思ったのだが、日曜日は再びライディングに乱れを生じてしまった。もちろんテストなしでニューマシンを持ち込んだわけではないので、これまでにもトレーニングは積んでいるはずなのだが、やはりテストと実戦とはちがうということと、スペイン選手権のように乾いたコンディションでは問題にならなかった現象が、今回のようにつるつるに滑る岩場では大きな問題となって現れたりもした。
 しかも、この日は減点が土曜日より少なめとなった。藤波の失敗は、アクセレーションの失敗で、登れるべき岩から落ちたりしているから、ほかのみんながクリーンしていても、ひとりだけ5点というようなスコアになる。土曜日は難セクション揃いだったから、失敗の5点も致命傷とはならなかったが、日曜日はこういう失敗が決定的だった。
 1ラップめの藤波は、ランプキンにも先を越されて6位。2ラップめに2位相当の12点をマークして追い上げるも、5位まで浮上するのが精一杯だった。しかも藤波本人は、この12点も納得してのスコアではなく「よく12点で帰ってこれたな」という感触だという。
 シーズンは長い。この1戦で今シーズンを占うことはできないが、ボウとラガのトップ争い。これに続く藤波と、藤波を追い上げんとするカベスタニーとファハルドという構図になるのか。2009年の戦いは、始まったばかりだ。

Pos. Rider
Machine Nat.
Sections Lap Tatal Clean
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 Total Time
1 Toni Bou 0 0 1 2 0 0 2 5 0 0 0 1 1 0 0 12 0 15 21
Montesa SPA 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 3 0
2 Adam Raga 0 1 0 0 0 2 2 2 0 0 0 2 0 1 0 10 0 23 19
GasGas SPA 0 1 0 0 0 0 5 5 0 1 0 1 0 0 0 13 0
3 Albert Cabestany 0 0 0 0 1 0 5 5 0 0 5 1 1 0 0 18 0 31 18
Sherco SPA 0 0 0 0 1 0 2 2 0 2 1 5 0 0 0 13 0
========================================================================
5 藤波 貴久 0 0 2 3 5 0 1 3 0 0 0 5 1 5 0 25 0 37 16
Montesa JPN 0 0 0 0 2 0 2 5 0 0 1 1 1 0 0 12 0
SENIOR・4位以下
4 Jeroni Fajardo Be SPA 14 19 0 33 15
5 藤波貴久 Mo JPN 25 12 0 37 16
6 Dougie Lampkin Be GBR 24 30 0 54 13
7 James Dabill Ga GBR 34 27 0 61 8
8 Marc Freixa Ga SPA 28 42 0 70 9
9 Loris Gubian Ga FRA 45 47 0 92 3
10 Michael Brown Sh GBR 53 47 0 100 4
11 Daniel Oliveras Ga SPA 66 54 0 120 1
11 Shaun Morris Be GBR 71 61 0 132 0
13 Henri Himmanen Be FIN 75 69 0 144 0
JUNIOR
L1 L2 T/O C
1 Alex Wigg Be GBR 16 12 0 28 20
2 Alfredo Gomez Mo SPA 20 15 0 35 15
3 Matteo Grattarola Sh ITA 19 16 0 35 13
4 Patrick Smage Sh USA 18 21 0 39 16
5 Jack Challoner Be GBR 22 20 0 42 12
6 Alexandre Ferrer Sh FRA 20 24 0 44 16
7 Ross Danby Ga GBR 31 21 0 52 10
8 Sam Haslam Ga GBR 32 25 0 57 7
9 George Morton Be GBR 34 25 0 59 8
10 Benoit Dabnicourt Be FRA 31 28 0 59 7
11 Guillaume Laniel Ga FRA 35 30 0 65 7
12 Mardon Moi Be NOR 33 32 0 65 6
13 James Fry Sh GBR 33 36 0 69 6
14 Craig Robinson Ga GBR 48 26 0 74 8
15 Ivan Peydro Ga SPA 35 41 0 76 4
16 Simone Staltari Ga ITA 37 43 0 80 6
17 Francesc Moret Ga SPA 30 53 0 83 8
18 Sean Doyle Ga IRL 41 43 0 84 3
19 Ben Wibberley Ga GBR 46 44 0 90 3
20 Martin Hemmer Be NOR 45 50 0 95 1
21 Ewoud Lalkens Ga NED 61 57 0 118 3
R Laia Sanz Mo SPA
R Pierre-Vincent Meiffren Sh FRA
DNS Harry Harvey Ga GBR
YOUTH(125cc)
L1 L2 T/O C
1 Janathan Richardson Sh GBR 12 7 0 19 17
2 Tanguy Mottin Ga FRA 11 14 0 25 20
3 Maxime Warenghien Sh BEL 11 21 0 32 17
4 Pere Borrellas Ga SPA 12 21 0 33 14
5 Luca Cotone Be ITA 16 19 0 35 14
6 Marc Horrach Ga SPA 18 22 0 40 12
7 Carlos Traviesa Ga SPA 22 21 0 43 15
8 Jonathan Walker Sh GBR 22 22 0 44 15
9 Hakon Pedersen Sh NOR 28 17 0 45 12
10 Francesc Ciurana Be SPA 21 25 0 46 12
11 Matteo Cominoli Be ITA 25 22 0 47 11
12 Ben Morphett Be GBR 29 25 0 54 13
13 Guillaume Pot Sh FRA 32 26 0 58 9
14 Gianluca Tournour Ga ITA 38 33 0 71 6
15 Julien Rousselle Ga BEL 45 37 0 82 5
16 Joshua Brain Ga GBR 52 40 0 92 5
17 Gabriel Marcinow Ga POL 49 48 0 97 4
18 Aaro Castells Ga SPA 49 48 0 97 3

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