© トライアル自然山通信 All rights reserved.
寺井一希世界チャンピオン!
8月29日、寺井一希が、ついに念願のバイクトライアル世界チャンピオンになった。1987年、黒山健一がプッシンクラス(最年少クラス)でチャンピオンになってから23年め! これまでランキング2位が最上位だった最上級クラスのエリートクラスで、日本人のチャンピオンが誕生した。
2009年のバイクトライアル世界選手権は、日本大会を始め各地で日程の調整がつかず、中国大会1戦のみというスケジュールでおこなわれた。ここで勝てばチャンピオン、負ければどんな実力者でも敗退という一発勝負。ここで本領を発揮したのが、寺井だった。
ディフェンディングチャンピオンのダニ・コマスは、前半は好調にクリーンを重ねたが、その反面、メンタル面では追い込まれていたような走りを見せていたと、BJU事務局長の三嶋氏は振り返った。その結果が、1ラップ目の最終セクションでのアクシデントにつながった。
コマスにリードされながら、精神的に逆にコマスを追い込んでいった寺井の強気の勝利だったともいえる。
詳細レポートは、BJU公式サイトでごらんください。