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ウルフ・カールソン死す
元世界チャンピオン、ウルフ・カールソンが2月6日に亡くなった。カールソンは1952年3月6日スウェーデン生まれ。1980年の世界チャンピオンだった。
デビューは1971年スウェーデン大会。19歳のときだったが、デビュー戦にして4位に入っている。74年に初表彰台が初優勝となったが、世界チャンピオン獲得はそれから6年待つことになった。
歴代世界チャンピオンの逝去は2016年に亡くなった1975年初代世界チャンピオンのマーチン・ランプキンに次ぐもの。マーチンと同じ、病に冒された末の、65歳での悲報だった。
1980年に世界チャンピオンとなったときのマシンはモンテッサ。モンテッサにとっては、初の世界チャンピオンを獲得したライダーとして、伝統の歴史を切り開いている。世界選手権での勝利は15回。表彰台は40回に及ぶ。すべての記録は、モンテッサに乗ってのものだった。
ウルフ・カールソン(1952-2018)
世界選手権()内は世界ランキング
1975(6)・1977(2)・1978(4)・1979(3)・1980(1)・1982(2)・1983(7)・1983(18)
8回のスウェーデン選手権チャンピオン
1976・1977・1978・1979・1980・1981・1982・1984
2度の北欧選手権チャンピオン
1982・1983
以下、写真はカールソンの死亡を伝えるモンテッサのニュースリリースから