2023年10月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
  1. 2017TDN
  2. TDN

    2023.09.11

    TDN全記録
  3. 2016高田島ツートラ
  4. 2017お勉強会
  5. PayPay本人確認ジャンボ
  6. リザルト関東
  7. TDN
  8. イベント(大会)
  9. イベント(大会)
  10. イベント(大会)
  11. リザルト中国
  12. TRJ / MFJ
  13. イベント(大会)
  14. MFJトライアル
  15. リザルト関東
  16. イベント(大会)
  17. MFJ
  18. リザルト中国
  19. リザルト関東
  20. イベント(大会)
  21. イベント(大会)
  22. イベント(大会)
  23. イベント(大会)
  24. イベント(大会)
  25. リザルト中部
  26. TDN
  27. リザルト関東
  28. リザルト中国

世界のニュース

© トライアル自然山通信 All rights reserved.

黒山健一、再び世界チャンピオンに向けて

黒山健一が、昨2018年に続き、世界選手権電動クラスに参戦する。黒山健一は昨年のフランスGPとベルギーGPに組まれた電動クラスに参戦、ランキング2位を獲得している。

2018年世界選手権に電動 TY-Eで出走した黒山健一

黒山の世界選手権挑戦は、もてぎでの世界選手権レースウィークの最中に発表された。2019年の電動クラスのスケジュールは、6月23日のオランダ大会と6月30日のベルギー大会。開幕戦と最終戦の2戦のみの選手権という点は、2018年と変更がないが、開幕戦が初めての会場のオランダ大会となっている。

電動バイク世界選手権(Trial-E)は、2017年に初開催。初年度は1戦だけで、1996年世界チャンピオンのマルク・コロメがガスガスTXEでタイトルを獲得している。このときは、正直コロメ以外はアマチュアライダーとブランクの長いオールドライダーで、コロメのタイトル獲得は必然の結果と思えた(それでもコロメは第1セクションで5点となって危ないスタートだった)。

昨2018年は、3月のモーターサイクルショーでヤマハTYEがベールを脱ぎ、黒山健一がフランスGP、ベルギーGPに出場するとの発表があった。フランスGPの当日は、全日本選手権の北海道大会の当日であり、フランスGPに出場するということは、全日本には一戦休場することになる。全日本選手権的にはちょっとした波紋を生じたものだったが、世界タイトルへの挑戦は全日本のそれより大きいというメーカーやチームの判断があったものと思われる。

開幕戦フランスGPは黒山が勝利。ライバルたるガスガスのロリス・グビアンが2位となった。グビアンは2017年までトライアルGPを走っていたフランス人ライダーだが、2017年限りでGP参戦を引退していた。しかしそのテクニックは一線級。2008年にはジュニアクラス(現在のトライアル2)で世界チャンピオンとなっている。

2018にチャンピオンになったグビアン
2018にチャンピオンになったグビアン

最終戦となった第2戦ベルギー大会では、黒山とグビアンの一進一退の攻防が続いたが、結果、僅差でグビアンが勝利。黒山が2位となった。2戦戦って、一勝一敗のイーブンの結果だ。しかし世界選手権のレギュレーションで、同ポイントだった場合は、1.最高位順位の高いほう(両者1位)>2.以下、次なる順位の高いほう(両方2位)>3.直近の大会でより上位を獲得したほう、ということになっていて、これでグビアンの世界チャンピオンが決定した。これが2戦でなく3点も組まれていれば、ポイント数だけで決着がついたかもしれないが、これも規則だ。黒山健一は、2018年トライアルE世界ランキング2位、ということになった。ちなみに、黒山健一は1997年、1998年にGPクラス世界ランキング3位を獲得しているが、ランキング2位は初めての獲得となる。

そしてほぼ1年がたち、2019年の電動世界選手権のシーズンとなった。昨年の発表は3月、今年は6月になってから。昨年の大会が7月で今年は6月ということを考えると、その発表は慌ただしい。FIMとの最終的な調整があったということだが、ともあれ、これで黒山健一が再び世界チャンピオンに向けて挑む舞台が整った。

ベルギー大会の最終セクションを終えた黒山健一
2018の黒山健一、ベルギー大会の走り

全日本選手権第2戦九州大会のあと、黒山が参戦するのは世界選手権日本大会。こちらは電動ではなくエンジンマシンだったが、ルールはノーストップ。きたる電動クラス参戦の訓練を兼ねてと考えると、日本GPは黒山にとって有意義なものになったにちがいない。

もてぎでのトークショーでは、リベンジとして2年目の朝鮮を紹介されることが多かった黒山の世界選手権挑戦だが、黒山自身は、目の前の存在する目標に向かってつき進むだけと抱負を語っている。

未来に向けて、黒山の挑戦が始まっている。さて、2年目の結果は、どうなるか。

YAMAHA TY-E

2019060701_FIM_Trial-E_Kuroyama_01

関連記事

日本、インタークラス優勝! 2023TDN

2023年トライアル・デ・ナシオン(TDN)、インターナショナルトロフィークラスで、日本代表チームが勝利した。TDNの歴史上、日本が表彰台の…

2017TDN

TDN日本チームの記録

トライアル・デ・ナシオン(TDN)の記録を、日本チームに焦点を絞ってご紹介します。 TDNが始まったのは1984年。日本の初参加は1987…

TDN

TDN全記録

1984年にトライアル・デ・ナシオンが初開催されてからの全記録です。 国名はすべて国旗で表示しました 1995年以降はAクラス、…

自然山通信9月号発売中

自然山通信9月号発売! 世界選手権R6イタリア大会レポート掲載。「松本龍二の初めてのヨーロッパ」、「トライアルルールと、その運用について考え…

2023年9月号電子版ができましたよー

9月号の電子版です。 9月になったから、少しは涼しくなるのかなぁ? あいかわらず暑いですね。皆さんどうぞ、ご自愛ください。 一昔…

トライアルGC大会/GCクラスでの昇格の記録

トライアルGC大会、そのGCクラスで国際B級への昇格を果たした選手の一覧です。 GC大会10位までに入ると(2000年以降の場…

2023年全日本選手権独自集計ランキング

2023年全日本選手権ポイントランキングです。MFJ正式ではなく、自然山通信独自集計です。 各ラウンドの数字はポイントではなく順位です…

全日本第6戦広島・三次灰塚<リザルト>

2023全日本選手権第6戦広島・三次灰塚大会リザルト ●2023年8月27日 ●広島県三次市吉舎町安田灰塚ダムトライアルパーク …

2016高田島ツートラ

11/3高田島ツーリングトライアル

11月3日、ナンバー付トライアルバイクで、自然山通信ニシマキの住む川内村高田島地区を徘徊、もとい散策しようというツーリングイベントを開催しま…

8/27全日本第6戦広島・三次灰塚大会

全日本選手権、2023年の6戦目は、広島県三次市の灰塚ダムトライアルパークで開催される。8月27日、今シーズンの流れを決定づける大事な一戦と…

ページ上部へ戻る