2023年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
  1. リザルト関東
  2. トライアル・デ・ナシオン
  3. イベント(大会)
  4. イベント(大会)
  5. イベント(大会)
  6. リザルト中国
  7. TRJ / MFJ
  8. イベント(大会)
  9. MFJトライアル
  10. リザルト関東
  11. イベント(大会)
  12. MFJ
  13. リザルト中国
  14. リザルト関東
  15. イベント(大会)
  16. イベント(大会)
  17. イベント(大会)
  18. イベント(大会)
  19. イベント(大会)
  20. リザルト中部
  21. 2017TDN
  22. トライアル・デ・ナシオン
  23. リザルト関東
  24. リザルト中国
  25. 2017お勉強会
  26. リザルト中国
  27. イベント(大会)
  28. イベントリザルト
  29. リザルト中国
  30. リザルト中国
  31. TRJ / MFJ
  32. イベント(その他)
  33. リザルト中国
  34. イベント(大会)
  35. リザルト九州
  36. TRJ / MFJ
  37. リザルト中国

世界のニュース

© トライアル自然山通信 All rights reserved.

熾烈なトップ争いが期待される電動トライアル

ヤマハと黒山健一の参戦で盛り上がっているトライアルE(電動)世界選手権。今年は6月23日オランダGPと30日ベルギーGPの2戦にわたって開催される。FIMサイトでは、オランダGPに出場するライダーのリストが発表された。

2019電動クラスに初チャレンジするカベスタニー

今年の参加ライダーは6人。昨年よりちょっと減ったが、今年は大物が並んだ。単純な評価はしにくいが、3年目にして、メーカーや町工場のテストや趣味の延長から、本格的な世界選手権大会に進化してきている感じがする。

今回の6名の内訳は、ガスガス3台、ヤマハ、EM、メカテクノが1台ずつとなっている。

昨年のチャンピオン、ロリス・グビアン(フランス・ガスガス)とランキング2位の黒山健一(日本・ヤマハ)は今年も参加する。クリストフ・ブルオンや成田匠の名前がないのはちょっとさびしいが、今年はなんと、今シーズントライアルGPから引退したばかりのアルベルト・カベスタニーが、ガスガスTXEに乗って参戦することが発表になった。

2017年トライアルEチャンピオンのマルク・コロメ(スペイン・ガスガス)は1996年(トライアルGP)世界チャンピオン。健一は1997、1998年の(トライアルGP)ランキング3位。2018年にチャンピオンになったグビアンは2008年のジュニア(トライアル2)チャンピオンにして2017年トライアルGPランキング20位。今のところ、トライアルEのトップを争うのは、かつて世界のトップを走ったトップ・ベテラン勢という図式ができあがりつつある。コロメもグビアンも黒山も、いずれもそれにはずれていない。

しかしカベスタニーは、そんな中でも一枚上手だ。引退したといえ、2018年のGPランキングは5位。藤波貴久よりも上位につけている。これまでの実績だけを比べれば、ぶっちぎりに格上のライダー、ということになる。

しかし、技術の優劣がそのまま結果につながるかというと、走破行かないのがトライアル競技だ。レギュレーションによれば、トライアルEのセクションはトライアル125と同様となっている。125のセクションは、もてぎの例で見ると女子GPよりはちょっと難度が高いが、トライアル2よりはやさしく設定されていた。どんぶりでたとえてしまうと、IAクラス中ほどから、IASの簡単目のセクション(だいぶどんぶりだが)ではないかと思われる。とすると、グビアン、カベスタニー、黒山の3人は、オールクリーンが大きな目標となるはずで、セクション難度への挑戦よりも、クリーンしなければいけないと言うプレッシャーとの戦いが大きくなることも想像される。

エントリーリストをみると、さらにもうひとり、イタリアのジャンルカ・トルノールなるライダーも参加の予定となっている。トルノールもガスガスに乗る。すでにガスガスは市販されているから、メーカーのファクトリーチーム以外でも、プライベートライダーとしてこれに参加することは可能だ(トルノールがプライベートなのかどうかは未確認です。すいません)。

トルノールは、2011年にトライアル2(ジュニアクラス)で日本GPで優勝したこともある。2016年にトライアルGPでランキング21位となって以来世界トライアルとはごぶさた。正直なところ、トルノールは技術的にはグビアンや黒山とは勝負にならないが、セクションがやさしくなれば、彼にもチャンスは回ってくるのではないかという想像もできる。つまり、どんな結果になるのかは、昨年同様、今年もまたさっぱりわからないのである。

初の電動マシンとなったEM(エレクトリック・モーション、フランス)は電気的に動力をカットする装置はついていたが、機械的に動力をつないだり切ったりしてパワーをためる装置としてのクラッチを装備したのはガスガスが初めてだった。ガスガスは通常のエンジンのクランクから先はそのまま使う、みたいな考え方で電動バイクを構成している。なのでトランスミッションもそのまま装備している。

ヤマハのTY-Eはクラッチのみを装備している。モーターはフレキシビリティが高いので、ギヤを変えなくても電気的なコントロールをおこなえば、広いレンジで対応が可能という事情もあるのだろうが、電動トライアルに求められる仕様も、まだまだ固まっていない。

その将来性を占うにも、オランダGP、ベルギーGPの2連戦は注目ということになる。

関連記事

自然山通信2023年3月号電子版

春だ春だと喜んでいたら、いきなり夏日になろうかというあたたかい(暑い?)日にもなったりする今日この頃、本格的トライアルシーズンの始まりですね…

自然山通信3月号発売中!

2023年自然山通信3月号の発売です。シーズンオフは氏川政哉・武田呼人・廣畑伸哉がスペインへ。若いライダーがどんどん海外に出て行く時代になり…

新シェルコジャパン、始動

シェルコの、日本総代理店が変わって、このほどその活動が開始された。 (さらに…)…

高田島庭先コンペティション

5月5日(金曜日・こどもの日祝日)、自然山通信ニシマキの住む川内村高田島地区でのクローズドコンペ(ナンバーなしで走れます)を開催…

4/16トライアルバイクテストデイ(茨城県)

2023トライアルバイクテストデイ開催のお知らせ 4月16日、茨城県真壁トライアルパークにて、トライアルバイクテストデイをやります。イ…

HRCクラブMITANIの2023年

HRCクラブMITANIが2023年の参戦体制を発表した。 HRCクラブはHRCのサポートチームで、かつては全日本チャンピオン小川友幸…

小玉絵里加と藤原慎也がGASGASアンバサダーに

全日本レディースゼッケン2番小玉絵里加と、2022年IASを走った藤原慎也が、2023年はGASGASのアンバサダーに就任するという発表があ…

オフロードパークSHIRAI

茨城県真壁町、マカベトライアルランドとともに、筑波山の麓にあるトライアルパークです。 (さらに…)…

奥山トライアルパーク

岐阜県恵那市のトライアルパーク、奥山トライアルパークです。 (さらに…)…

黒山健一、TY-Eで全日本に参戦

ヤマハ発動機が、2023年ヤマハ発動機モータースポーツ活動を発表。主要チーム体制とライダープロフィールを公開した。 (さらに&hel…

ページ上部へ戻る