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TrialGP、イタリアとイギリスも延期
世界的にCOVID-19の騒ぎがなかなかおさまらない。2020年トライアルGPは、すでに6月の大会まで延期が決まっているが、5月2日にはさらに2大会の延期が発表された。これで7月いっぱいのトライアルGPが開催されないことになった。
今回延期が発表されたのは7月4-5日のイタリア大会と、7月10-12日のイギリス大会。イタリアはワンデイ、イギリスは土曜日曜の2Days制だった。
延期とはいえ、いまだ延期の日程は発表されていない。FIMでは、8月から開幕し、すべての大会を土曜日曜の2Days制として、チャンピオンシップとしてのラウンド数を維持したい考えがあるようだが、8月から開幕できるかどうかも、いまのところは確約はない。
延期日程の調整がむずかしいのは、誰もが延期したいのが秋口に集中することはもちろんだが、世界選手権は世界中の選手が集まるわけだから、その舞台で再び感染のやりとりがおこなわれてしまうかもしれない。それを考えると、小さな自治体での制限解除は国全体での制限解除にはつながらないし、ある一国の制限解除が世界選手権の開催につながる材料ともならないかもしれない。
2020年が、はたしてどんなシーズンとなるのか、見通しがつくのは、もう少し先になりそうだ。