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世界のニュース

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2020世界選手権と全日本選手権

7月になった。予定では開幕戦は4月だったはずだから、かれこれ3ヶ月ほどぼーっと生きていることになるが、6月の末になって、全日本選手権と世界選手権の変更予定が発表された。

ラウンド 国・地方 都市・会場 クラス・備考
GP GPW T2 W2 125 E
9
4

6
世界1 フランス Isola2000
11

13
世界2 スペイン Pobladura de las Regueras
18

20
世界3 アンドラ Sant Julià
27 全日本1 関東 栃木県 ツインリンクもてぎ
10
9

11
世界4 イタリア Tolmezzo
11 全日本2 中部 愛知県 キョウセイドライバーランド
25 全日本3 東北 宮城県 スポーツランドSUGO
11月 8 全日本4 近畿 和歌山県 湯浅トライアルランド
(無観客にて)

世界選手権4大会、全日本選手権4戦が、2ヶ月の間で開催されるという短期決戦の過密スケジュールになった。

概要として特徴的なのは、ここ数年、ヨーロッパでの世界選手権の趨勢となっていた1日制が、今回の特例スケジュールでは、すべて2日間制となっている。世界選手権は、毎年10戦内外を確保するのが通例だが(過去には20戦ほどやったこともある)、今年はなんとか8戦を確保して、例年との著しい大会数の減少を避けたという印象だ。

トライアルGP(GP)とトライアル2(T2)、トライアル125(125)の3クラスは4大会8戦のすべてで開催される。ウイメンズGP(GPW)、ウイメンズ2(W2)は最終戦イタリア以外の3大会6戦で、電動のトライアルEは開幕のフランスで開催され、さらに最終戦イタリアに組み込まれている。なおイタリアは、開催について確認中ということだ。

2019年のベルギーにて

世界選手権はトライアル・デ・ナシオン(TDN)でシーズンを終えるのが通例だが、今年のTDNはすでに中止が決まっているから、最終戦イタリアが文字通り最終戦となる。当初TDNは9月13日の開催予定だったから、このシーズンは1ヶ月の延長ということになる。

TDNが中止になり、全日本選手権の方は世界選手権との日程のバッティングを考える必要がなくなった。当初は日本GPも延期ということになっていて、これとの日程調整も必要だったのだが、おそらくこの関係から10月4日開催予定だった全日本もてぎは、本来なら日本GPを開催するはずだったのではないかと思われる9月27日に移動になった。10月4日だと、中部大会が1週間後に控えていて、かなりのタイトスケジュールとなるところだった。
 近々のMFJからのお知らせ(Twitterなどで発表されている)では、中部大会は開催・日程検討中となっていたが、これは予定通り10月11日で開催が決定したようだ。中部大会、東北大会は、当初(COVID-19騒動以前に発表された)スケジュールと変わりない。

MFJの競技規則書には、全日本が何戦開催されるべきであるかの条文はないので、仮に1戦や2戦になってしまってもランキングは決定することになるのだと思うのだが、MFJは先に、全日本選手権は3戦でランキングを決定するとの文書を発信していた。3戦開催されなければ全日本選手権として成立しない、というより、どうしても3戦は確保しようという覚悟の現れだったのではないかと推察される。

2019年灰塚の野崎史高

現状、東京都などではまた感染者が増加しているし、これから先、このまま予定通り各大会が開催される100%の補償はない。最後まで各方面との調整作業がおこなわれていた近畿大会では、無観客にて大会を行う旨の発表がされている。11月まではまだ時間があるから、事態が好転していつもの年通りに最終戦のランキング争いをファンの皆さんと見守りたい思いはもちろんあるが、感染状況の行方次第では、無観客でも開催できればラッキーということになるかもしれない。

世界的にも、国と国との移動についてはようやく緩和の方向に動き始めたところで、本当に世界中の参加者を集めての世界選手権が開催できる背景が整うのかは微妙なところだが、ぜひ、この予定が現実のものとして2020年シーズンが始まってくれますように。

ともあれ、まだ7月になったばかり。世界選手権も全日本選手権も、開幕まではあと2ヶ月ある。この間、COVID-19感染症が世界中から消え去ってくれるよう、お祈りするとともに、自分たちのできることをこつこつとやっていけたらと思う。

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