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世界のニュース

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世界選手権トライアル、最年長勝利記録争いは

藤波貴久が、2021年6月14日、イタリアGP2日目に優勝した。藤波は1980年1月生まれの41歳。41歳での優勝はこれが初めてで世界記録ということで、トライアルの周辺ではいろいろ盛り上がっている。

2021年イタリアで勝利した藤波貴久

最年長記録について調べる前に、藤波は世界選手権勝利についての記録をすでにひとつ持っている。それが最年少記録だ。17歳と237日(trialonline.org)。1997年のドイツ大会でのことだった。

エディ・ルジャーン

エディ・ルジャーン

この記録はいまだ破られていない。トニー・ボウとアダム・ラガの初優勝はともに19歳で、ドギー・ランプキンとジョルディ・タレス、エディ・ルジャーン、マルク・コロメ、デエゴ・ボシス、黒山健一が18歳で初勝利をあげている。

記録は破られるためにあるというけれど、藤波が世界選手権デビューをした時代とちがい、今は16歳で125ccクラスで世界選手権デビューをし、トライアル2を戦ってトライアルGPにコマを進めるのがふつうになっている。ということは、デビューしていきなり勝ったとしても、藤波の記録を破るのは不可能、ということになる。ちなみに、藤波は世界選手権参戦2年目の最終戦、黒山は3年目の開幕戦で初勝利をおさめている。

アルベルト・カベスタニー

アルベルト・カベスタニー

藤波の初優勝の後に初優勝したライダーは、アルベルト・カベスタニー(2000年・20歳)、ラガ(2001年・19歳)、ボウ(2005年・19歳)、ジェロニ・ファハルド(2009年・24歳)、ハイメ・ブスト(2018年・20歳)の5人で、このうちトライアル2で修業を積んだ時代のライダーは、ブスト一人しかいない。他の4人はもちろん藤波よりも年少者だが、藤波同様の旧世代のライダーということになる。

さて、ここからが本題の最年長記録の部。

創成期のトライアル大会といえば、ゴルフと同じく、紳士のスポーツ、大人のスポーツ、という印象があったから、40歳、50歳が大活躍しててもおかしくないみたいにも思ったけど、そんな熟年層が活躍し始めたのは最近の話なのだった。

サミー・ミラー

サミー・ミラー

年長ライダーの代表格はサミー・ミラー。トライアルライダーであると同時にロードレースライダーでもあって、トライアルに専念したのは1957年以降という。ミラーの時代には、実は世界選手権は存在しなかったのだが、ヨーロッパの人たちはその時代に開催されていたヨーロッパ選手権を世界選手権の前身として位置づけ、この時代のチャンピオンも今の世界チャンピオンと同列に扱っている。

ミラーが最後に勝利したのは1970年8月、36歳9ヶ月のときだった。その後、ミック・アンドリュース(ヤマハTYで世界選手権を走った)、マルコム・ラスメル(エマ・ブリストのチームのオヤブン)、マーチン・ランプキン(ドギー・ランプキンの父親。故人)らが活躍したが、最後の勝利はアンドリュースが35歳、ラスメルが29歳、ランプキンは27歳。時代が下るに従って、トライアルは若者による激しいスポーツに進化していくのだった。

マーチン・ランプキン

マーチン・ランプキン

ホンダに初めてのトライアルチャンピオンをもたらしたエディ・ルジャーンの最後の勝利は25歳の時で、ルジャーンを破ったティエリー・ミショー(現FIMトライアル委員長)の最後の勝利も25歳。25歳を過ぎたらトライアルは引退といわれたのは、この頃だ。

トライアル25歳定年説は、ヨーロッパの動きを見て日本でも語られ始めていた。当時、日本のトライアルシーンを席巻していた山本昌也、伊藤敦志は、ルジャーンやミショーより少し上の世代で、25歳をすぎても日本のトップに君臨していたが、それでも30歳をすぎたら勢いを失い、第一線から退いていった。全日本選手権で小川友幸のすばらしい勝利を見る昌也さん(競技人ではないから敬称つき。すいません。あんまりこだわっていません)に、なんであの頃は30歳でパワーダウンしちゃったんだろう?と聞いてみたら「まわりも自分も、そういうものだと思い込んでいたんじゃないか」との答が返ってきた。やればできる、という見本がなかったから、もうそろそろ後輩に道を譲れやということになるだろうし、本人もそれでもがんばるとは言いだせない。そういう時代だったのだと思う。

その傾向に拍車をかけたのが、黒山健一を初めとする、若く新世代を担う大型新人たちの台頭だった。その彼らが、今日本と世界で最年長記録を更新しているのは興味深いことだ。

ジョルディ・タレス

ジョルディ・タレス

藤波らが引退に追いやったビッグネームといえば、ジョルディ・タレスだ。当時、タレスの頂頭部はずいぶんさびしくなっていたし、引退劇も自然に感じられたものだけど、最後の勝利は29歳。今となっては、まだまだ若いというか、若造の域に近い。

タレスの時代は、ミショー、そしてトンミ・アーバラとの戦いの時代でもあるのだけれど、ミショーもアーバラも最後の勝利は25歳前で、今の時代に比べると少年クラスのチャンピオンにも思えてしまう。

タレスの次、1996年のチャンピオンは、マルク・コロメだった。ホンダRTL250Rと同型のモンテッサCOTA315Rでチャンピオンを獲得したスペイン人の初勝利は18歳で、最終勝利は24歳だった。このCOTA315Rは、その後、ドギー・ランプキン、藤波貴久と、9年間にわたって世界選手権のタイトルメイカーになるのだが、ランプキンと藤波のチームメイト同士の優勝争いは、日本GPでも強い印象を残している。そのランプキンの最後の勝利は2006年、30歳の時だった。

マルク・コロメ

マルク・コロメ

ランプキンを破って藤波がタイトルを獲得し、その藤波を破ってチャンピオンになったのがラガ。ラガは藤波より2歳若いので、藤波が最後に勝利した2年後に勝てば、最年長勝利者の記録はラガに渡ることになる。ここでは、2014年以降の勝利者の年齢を追ってみる。

2014年、靭帯損傷から復帰した藤波が、開幕戦で勝利した。このときの藤波は34歳。この年はボウが7勝、ラガが4勝しているが、もちろん藤波の年齢には届かない。そして最年長記録はサミー・ミラーの36歳のままだ。

2015年、ラガが最終戦で勝利するも、ラガはこのときまだ33歳。ミラーにはもちろん、藤波にも届かない。

ドギー・ランプキン

ドギー・ランプキン

2016年、開幕戦でカベスタニーが勝利する。これがカベスタニーのGPクラスでの最後の勝利となる。このときカベスタニーは35歳。藤波より年長だが、記録はミラーのままだ。そしてこの年のフランス大会で藤波が勝利。藤波はこのとき36歳と5ヶ月。ミラーの記録は36歳と9ヶ月だから、ミラーの最年長記録はいまだ破られない。

2017年、ラガが2勝をあげるが、この年のラガはまだ35歳なので、記録更新には至らず。

2018年は、ボウ以外の勝利はジェロニ・ファハルドとハイメ・ブストが1勝ずつをあげただけで(どちらも日本GPでのことだ)、ラガの勝利はなし。記録はいまだミラーのものだ。

2019年はボウが全勝優勝しているから、記録更新もならず。ちなみにこのとき、ボウは32歳だ。

アダム・ラガ

アダム・ラガ

そして2020年、ラガがアンドラで勝利する。これが今のところ、ラガの最終勝利になるのだが、このときのラガが38歳5ヶ月。ここで初めて、最年長勝利記録がなんと50年ぶりに記録更新されていたのだけど、その当時は気がつきませんでした。申し訳ない。ラガさん、ごめんなさい。

藤波もこの年になって勝てるとは思わなかったと言っているが、その言葉通りなら、最年長記録はラガのままになっていたところだったが、しかし新しいシーズンになってすぐ、藤波が41歳で勝利をあげて、記録は藤波のものになって、現在に至る。

世界中が藤波の勝利にわきかえってるところで、早くもこんなことを言うと水を差してしまうけど、この先藤波に再度の勝利がないとすると、ラガが2年後以降にまだ勝てるかどうかが、記録更新なるか、あるいは藤波の記録が絶対的なものになるかのカギとなる。

ジェロニ・ファハルド

ジェロニ・ファハルド

ラガ以外で候補をあげれば(今GPクラスを走っているメンバーで考えてみる)、ファハルドなら2026年以降(5年後)、ボウなら2027年以降(6年後)の勝利で、藤波の記録を更新することになる。しかしボウはともかく、ファハルドは1勝してから次の勝利までに15年費やしているし、はたして5年後以降に3勝目をあげられるかどうかは微妙ではないかと思われる。

現実的には、2年後のラガの動向に注目しつつ、ボウがいつまで勝ち続けるのか。それとも藤波が最年長記録を守り続けるのか。いやいや、藤波がもう一度勝って、最年長記録を自ら更新する、という未来だって、ありえる。

少なくとも2021年の今から2年は、最年少勝利も最年長勝利も、藤波貴久が記録保持者であることはまちがいない。

2021WCTイタリアの二人表彰台

初優勝から直近(もしくは最後の)勝利まで、藤波は23年間活躍し続けている。これはもちろん全ライダー中最長で、20年を超えているのは藤波だけ、10年越えのライダーも5人しかいない。藤波自身はこういう記録よりも勝利がほしい負けずぎらいのほうが勝っているようだが、こういう記録も、トライアルにおける藤波の存在感を大きくしているゆえんだ。

なお、ここにあげた写真は、すべてWEB上にあるものを借用させていただきました。クリックすると、借用先のページを表示します。データに興味のある方は、リンク先もお楽しみいただけると思います。

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