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新シーズンに向けて世界の女子が準備中

6月6日のFIMプレスリリースより。
ドイツのグロセバッハ(Grossheubach)で、女子トライアルライダー向けの合宿が開催された。世界選手権でしのぎを削るライバル同士ではあるが、国境を越えたライダー同士による3日間の特別メニューは、どのライダーにとっても有意義なものだったようだ。集まったライダーは20名以上になった。
このイベントを取り仕切ったのはイリス・ウースリガル。誰だそれはと思う人は、イリス・クラマーという世界チャンピオンを思い出してほしい。彼女、どうやら結婚したのでしょうね。おめでとうごございます。
集まったライダーは下はなんとたったの7歳から、年長者は52歳に至るまで多種多様。もちろん技術レベルはさまざまだ。雨はほんのわずか降っただけで、おおむね完璧な天候のもと、3日間のスケジュールが消化した。
ライダーのレベルごと、5人のグループにまとめられて、それぞれインストラクターがついての集中講義。7歳から9歳までの若手!グループは、オートマチックバイクでトライアルを楽しんでいた。
しかし今回の合宿の主役級は、次週アンドラ大会に参加する国際ライセンスの保持者たち。彼女たちにとっては新しいルールであるノンストップルールをどう自分のライディングに定着させていくかが課題となった。
ライダーに、そのマインダーを合わせ、イベントの参加者は50名を越え、スペシャル・ディナーはなかなかにぎやか。真剣なトライアルライディングもスポーツの魅力だが、共通の趣味を持つ仲間との語らいや笑顔も、トライアルをやってて良かったと思える1シーンだ。
女子トライアル界のオヤブン、イリスは「家庭的な雰囲気の中、トレーニングは非常に内容の濃いものとなった。女子トライアルライダーの結束を高め、女子トライアルの世界が年齢、技術ともに幅広く発展していくことを願う」と語っている。
世界の女子ライダー、がんばっています。

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