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ラガとボウが勝ちをわけあったアンドラ


左、白いゼッケンをつけるボウと、右、黒いポイントリーダーゼッケンをつけるラガ
6月15日、16日、世界選手権は今年初めてヨーロッパを舞台として開催された。ヨーロッパラウンド最初の大会はアンドラ。ピレネー山脈の真ん中に位置する小さな国、しかしここではほぼ毎年のように世界選手権が開催されている。
アメリカで2連勝を果たし、トニー・ボウからランキングトップの座を奪っていたアダム・ラガは、土曜日の戦いを制して3連勝。そのポイント差を4点差まで広げた。
しかしボウもそのまま黙ってはいない。日曜日には久々にボウらしい横綱相撲を見せて圧勝。日曜日のラガは2位を守ったため、アンドラではポイント差に変化なく、ランキングトップは1点差でラガのまま。藤波は土曜日は5位。日曜日は終盤までは2位を争っていたが、終盤の立て続けの5点が響いて、両日ともに5位となっている。両日ともに3位表彰台に上ったのは、アルベルト・カベスタニーだった。