2023年6月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
  1. 2017お勉強会
  2. リザルト関東
  3. トライアル・デ・ナシオン
  4. イベント(大会)
  5. イベント(大会)
  6. イベント(大会)
  7. リザルト中国
  8. TRJ / MFJ
  9. イベント(大会)
  10. MFJトライアル
  11. リザルト関東
  12. イベント(大会)
  13. MFJ
  14. リザルト中国
  15. リザルト関東
  16. イベント(大会)
  17. イベント(大会)
  18. イベント(大会)
  19. イベント(大会)
  20. イベント(大会)
  21. リザルト中部
  22. 2017TDN
  23. トライアル・デ・ナシオン
  24. リザルト関東
  25. リザルト中国
  26. リザルト中国
  27. イベント(大会)
  28. イベントリザルト
  29. リザルト中国
  30. リザルト中国
  31. TRJ / MFJ
  32. イベント(その他)

世界のニュース

© トライアル自然山通信 All rights reserved.

日本人二人が表彰台!

jtrR6shibuya.jpg

藤波優勝、黒山3位。
久々に、日本人がふたり表彰台に登った。
世界選手権第7戦イタリア大会
2日目は藤波優勝!黒山3位!

7月3-4日、世界選手権第7戦2日目は、1日目と一転、藤波の5点が目立つ1ラップめで試合が始まった。前日には2ラップを通じて5点が一つもなかった藤波だが、どうしたことか、たびたび岩場から落ちるシーンが見受けられる。見ていても勝利に不安を感じさせる走りっぷりだったが、本人も、これには「やばい」と感じていたらしい。しかしここからが、今までの藤波ではなかった。5点に動揺することなく、自分の走りを心がけるべく、試合を進めた。
序盤に好調だったのは黒山健一だ。黒山は、1ラップめの13セクションまでトップを維持していた。黒山のトップは、13セクションで喫した5点でストップしたが、しかし勝機はまだ逸した分けではない。ただし、こういった戦況を黒山陣営が知ったのは試合も後半のことだった。

jtrR6shibuya.jpg

1日目に2位だった藤波、
しかし2日目は見事優勝!
jtrR6shibuya.jpg

野崎史高は1日目15位
2日目は11位

藤波は19ポイントリード。
世界チャンピオン獲得は目前!
1ラップ目を終えると、3つの5点をとった藤波がトータルではトップに立っていた。黒山には5点が一つ、ランプキンもふたつの5点で1ラップめを終えていた。黒山にもまだチャンスはあるし、藤波も、2ラップめにいつもどおりの戦いをすれば勝てる。しかし2ラップ目、イージーセクションの第1セクションで藤波が5点。勝利が暗雲がたち込めた瞬間だった。
しかし、藤波の心の強さは、ここからさらに発揮された。1セクションの5点もなんのその、要所要所をぴたりと押さえ、着々と点を詰めてゆく。そして2ラップめの第8セクションでは、今度はランプキンが5点となった。イージーセクションだったから、この5点はランプキンに取って致命的な痛手となった。この後、ランプキンは減点を積み上げてしまい、藤波の独走を許すことになった。今シーズン7勝目は、終わってみれば7点差の大差となった。ランプキンが崩れるというより、ランプキンをそこまで追いつめる、藤波の勝利である。 ポイントランキングも、2位のランプキンに19点差。いよいよチャンピオンが目前に見えてきた。

jtrR6shibuya.jpg

2日目3位。黒山健一

今大会が始まるまで、藤波を追いかける直接のライバルに浮上していたラガは、この日は5位に転落。前日にコナーが脱臼をした第2セクションで水没したとかで、あっけらかんと敗因を語っていた。コナーは負傷したものの、トップライダーにとってはそんなに難セクションではなかった。このムラっ気がある限り、タイトル争いに加わるのはむずかしそうだ。
さて黒山は、最後までいい戦いを続けたが、1ラップめに5点となった13セクションで2点となるや、ランプキンと同点となってしまった。黒山はここで初めてランプキンとの戦況を知るのだが、ランプキンは死にものぐるいでクリーンをキープ。黒山との同点で試合を終えた。クリーン数では、ランプキンが勝っていたので、2位ランプキン、そして3位黒山。何とも悔しい結果だったが、しかし久々の表彰台だ。
野崎史高は、1ラップめはまずまずだったものの、2ラップめに減点を増やし、それ以上順位を上げることができずに11位。しかし、負傷などでまともに走れなかったシーズン序盤の2大会4戦をのぞくと、その後は確実にポイントを獲得して、まぁまぁの結果といえる。

jtrR6shibuya.jpg

渋谷勲が参戦。
2日間とも14位になった

去年に引き続いてヨーロッパにやってきた渋谷勲は、前日に続き、ヨーロッパの走り方がわからないままに試合を終えてしまい、ひどくくやしい様子。渋谷のヨーロッパは、この後イタリアで修行をした後、世界選手権スペイン大会まで続く。スペイン大会に向けて、このままでは終われないと雪辱を誓っていた。
世界選手権第7戦イタリア大会/1日目結果
1 ドギー・ランプキン 11点
2 藤波 貴久 12点
3 アダム・ラガ 25点(クリーン21)
4 マーク・フレイシャ 25点(クリーン20)
5 アルベルト・カベスタニー 36点
6 黒山 健一 37点
7 ジェロニ・ファハルド 46点
8 アントニオ・ボウ 49点
9 グラハム・ジャービス 65点
10 ジョルディ・パスケット 74点
11 ジョセップ・マンサノ 77点
12 タデウス・ブラズシアク  80点
13 ミケーレ・オリツィオ 82点
14 渋谷勲 90点
15 野崎 史高 94 点
世界選手権第7戦イタリア大会/2日目結果
1 藤波 貴久 28点
2 ドギー・ランプキン 35点
3 黒山 健一 35点
4 マーク・フレイシャ 38点
5 アダム・ラガ 48点
6 アルベルト・カベスタニー 51点
7 アントニオ・ボウ 54点
8 ジェロニ・ファハルド 57点
9 グラハム・ジャービス 62点
10 ジョセップ・マンサノ 66点
11 野崎 史高 85点
12 ジョルディ・パスケット 93点
13 ミケーレ・オリツィオ 100点
14 渋谷勲 103点(クリーン6)
15 タデウス・ブラズシアク 103点(クリーン4)
○世界選手権シリーズポイント
1-藤波貴久 230/3-ランプキン 211/3-ラガ 205/4-カベスタニー 162/5-フレイシャ 149/6-ファハルド 128/7-ジャービス 112/8-黒山健一107/9-ボウ 103/10-パスケット 57/11-ブラズシアク 48/12-マンサノ 44/13-野崎史高39

関連記事

6/4全日本第3戦もてぎ大会

全日本選手権第3戦は世界選手権が開催されたばかりのモビリティリゾートもてぎでの開催。今週末の6月4日開催です。 (さらに&helli…

自然山通信5月号電子版できてます

たいへん遅くなりましたが、自然山通信5月号、電子版がご用意できました。 5月はゴールデンウィークなどありましたが(そのせいでこんなこと…

自然山通信5月号発売中

2023年自然山通信5月号の発売中!世界選手権も全日本シリーズもはじまり、もてぎの世界選手権日本大会「2023 Hertz FIMトライアル…

2023高田島庭先コンペティション

5月5日、高田島庭先コンペティションを開催しました。今回が4回目の開催になるみたいです。 1回目は伝説の大雨でした。1ラップ目で力尽き…

2023年全日本選手権独自集計ランキング

2023年全日本選手権ポイントランキングです。MFJ正式ではなく、自然山通信独自集計です。 各ラウンドの数字はポイントではなく順位です…

2023全日本選手権第2戦<リザルト>

2023全日本選手権第1戦熊本・山鹿大会リザルト ●2023年4月23日 ●熊本県山鹿市矢谷渓谷キャンプ場 天候:晴れ 観客…

4/23 全日本選手権第2戦熊本・山鹿大会

次の戦いは4月23日の九州だ。 4月2日、キョウセイドライバーランドで開幕した全日本選手権。3週間を置いて第2戦は九州熊本県山鹿市での…

【2023トライアルバイクテストデイ】いよいよ今週末!

【2023トライアルバイクテストデイ】今週末の開催です! 4月16日、関東トライアル場のメッカ、茨城県桜川市『真壁トライアルランド』で、【…

2017お勉強会

2023年高田島お勉強会

2010年から続けていて、まずまず好評をいただいたお勉強会・体験会のお知らせです。限定10名様。 福島県双葉郡川内村で…

電子版自然山通信2023年4月号

毎年春が早くなり、あったかくなって、温暖化が進んでいるのかなぁと思う今日この頃ですが、4月号電子版をご用意しました。 フューエルインジ…

ページ上部へ戻る