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スペインでも藤波!

藤波

難セクションをいく藤波貴久
Photos / Mario Candellone

藤波貴久第9戦スペイン大会も制覇!
世界選手権第9戦スペイン大会
最終戦を前にして、アンドラ大会に続く2回目の1日制世界選手権。7月25日、1日だけではあるが、ここで有利な状況を作っておけば、最終戦はとても楽になる。藤波は、ここで勝利に向かって突っ走った。
しかし、1ラップめはその思いがやや空回りしたようだ。5点3つ、3点6つ。今回は、今年唯一といわれるほどに難セクションの連続だった。減点が多いのは、ある意味しかたがないが、藤波の1ラップめは、ちょっとだけ点を取りすぎていた。


1ラップめのトップはラガで27点。ランプキンも27点で同点だったが、タイムオーバー減点が2点あった。この二人に続いて、34点とタイムオーバ-1点で続いたのが、藤波だった。
7点差。いつもの世界選手権だと、この差はけっこう大きい。しかし減点が多い難セクションの今日は、挽回のチャンスもある。藤波の2ラップめは、一転して見事だった。第9セクションで5点を取った以外は、要所要所をぴたりと押さえ、最小減点で切り抜けていく。2ラップめ、藤波の減点は1ラップめの減点を約1/3にして、たったの12点だった。1ラップめの7点ビハインドを逆転して、ラガに2点差で勝利を得た。残り1大会2戦に向けて、大きなアドバンテージだ。

藤波

ゴール直後の藤波

2ラップめ、ラガにはオブザーバーとのトラブルがあった。第7セクションでは1分半前にタイムオーバーの宣告を受けたという。12セクションでは、置き石をして、制止を無視したために5点を宣告された。ラガは5点をひとまず受け入れてそのセクションを走り、クリーンしたとのこと。このふたつがクリーンなら、ぶっちぎりの優勝。どちらかひとつでも、藤波との2点差を逆転することができる。ラガは抗議を出した。

黒山健一は4位に

黒山健一は4位に

しかし抗議は、結局受け入れられなかった。スペイン大会でラガの抗議が通らないのは、これまでのスペインの常識からすると意外とすら思える。ただ、トライ前にセクションの石を動かすのは、最近はどこの大会でも御法度になっている。数年前は、日本だけが特別に厳しいといわれていたが、今は世界的に、厳しくなっているのかもしれない。

野崎史高は13位

野崎史高は13位

ランプキンは、2ラップめの減点がラガに1点差。3点差で、3位に落ち着いた。藤波を追いつめるべきランプキンとラガがつぶしあっているおかげで、藤波のポイントリードは着実にのびて、今や24ポイント。ランプキンが最終戦スイス大会で2連勝しても、藤波が両日ともに8位に入ればタイトルは藤波のものという計算になる。土曜日に藤波が2位に入れば、その時点でタイトルは決定する。状況からすると、ほとんど藤波のタイトルは決定的となっている。

ドギー・ランプキン

ドギー・ランプキン

ランプキンに続いての4位は、黒山健一。今シーズン2度目の4位入賞。前戦イタリアの3位に続いて、コンスタントに上位入賞するようになってきた。日本大会で肋骨を骨折する負傷を負って以来、苦しい戦いを続けている黒山だが、成績の方は、けがをして以来好調を続けている。こちらはランキング7位。6位のファハルドには17点差をつけているので、ランキング逆転は現実的ではないが、最終戦でのもうひと暴れが期待される、今回のリザルトになった。

アダム・ラガ

2位、アダム・ラガ

マンサノとランキング12位争いをしている野崎史高は、3点差でマンサノに破れ、2点のリードを許している。2年連続のランキング16位から、今シーズンは前半の負傷を乗り越えランキングを13位にあげているが、最終戦は、マンサノとの一騎打ちにがんばってほしいところ。

渋谷勲

スポット参戦した渋谷勲

前回イタリア大会からヨーロッパにやってきた渋谷勲は、今回は16位。ヨーロッパ初挑戦2戦目にして7位に入った昨年に比べると、今年は勢いに欠ける。ヨーロッパにとけこむための、課題を見いだしたのだろうか。渋谷の今年のヨーロッパ遠征は、これで終了となる。
最終戦スイスは、チューリッヒの西、モティエールで9月4日〜5日に開催される。藤波8勝、ラガ4勝、ランプキン2勝。シーズンの最終章は、さてどんなドラマが待っているだろうか。
世界選手権第9戦スペイン大会結果
1 藤波 貴久 47点
2 アダム・ラガ 49点
3 ドギー・ランプキン 52点
4 黒山 健一 71点
5 アルベルト・カベスタニー 73点
6 マーク・フレイシャ 75点
7 ジェロニ・ファハルド 83点(クリーン5)
8 ジョルディ・パスケット 83点(クリーン2)
9 アントニオ・ボウ 89点
10 グラハム・ジャービス 94点
11 タデウス・ブラズシアク 97点
12 ジョセップ・マンサノ 117点
13 野崎 史高 119点
14 ジェローム・ベシュン 123点
15 ミケーレ・オリツィオ 120 点
16 渋谷勲 130点
○世界選手権シリーズポイント
1-藤波貴久 250/2-ランプキン 226/3-ラガ 222/4-カベスタニー 173/5-フレイシャ 159 /6-ファハルド 137/7-黒山健一 120/8-ジャービス 118/9-ボウ 110/10-パスケット 65/11-ブラズシアク 53/12-マンサノ 48/13-野崎史高 42

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