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日本女子、惜しい2位

日本女性チーム、クリーン差で2位!
トライアル・デ・ナシオン女性部門
9月25日(土)/Cordoba(スペイン)

ゴールした直後の野崎史高

大健闘した日本女性チーム。
萩原真理子(左)、西村亜弥(中央)
高橋摩耶(右)

明けて土曜日。 トライアル・デ・ナシオン女性の部。セクションはほとんど前日と変わらないまま、10カ国によるデ・ナシオンが始まった。日本は、くじ運が悪くて最も早いスタート。去年の優勝チームのドイツとでは、1時間近いスタート時間の差があった。
日本女性3人は、その技術の高さもさることながら、物怖じしない点でも一線級。特に真理子は、プレッシャーなどないかのように生き生きとセクションを走破する。3人の中では、先頭を切ってセクショントライをする姿が多く見受けられた。
次に走るのが、西村亜弥。ふたりがスコアを出せば、高橋摩耶にはきがねなく走ってもらえるという配慮。しかしときには予期せぬ減点をすることがあって、そんなときには摩耶がその穴埋めをしてクリーンしてみせるという場面もあった。もともと仲のいい3人のこと、チームワークのよさは、抜群だ。


今回、デ・ナシオンを前に、有力選手の負傷が相次いだ。ドイツのナンバーワンで、世界第2位のイリス・クラマーを始め、イギリスのマリア・コンウェイが世界選手権第1戦で負傷、有力2チームが、負傷により戦力を激減させての参加となった。
これで、一気に優勝最右翼となったのがスペインチーム。ライアの実力は文句なしだが、新たにチームに加わったカルラ・カルデラが強力で、ドロレス・サンチェスもかつてスペインを勝利に導いた実力者。
ところが1ラップめ後半のコースで事件が発生した。スペインのカルラが、コース上に止まっていた別チームのマインダーに追突して大クラッシュ。顔を強打して歯を折るなどの負傷をして、なんとリタイヤしてしまったのだ。
スペインが脱落したあと、優勝争いは日本とフランスになった。フランスは、選手の実力的にはまだ途上だが、とにかく国を挙げてのデ・ナシオン制覇に向けるアクションが強力だ。
1ラップめ、フランスに4点、ノルウェーに6点のリードを奪ってトップで折り返した日本だったが、2ラップめにミスが重なって減点を増やし、一方フランスがスコアを伸ばした結果、2ラップのトータルでは4点のビハインドを持って2位。金曜日の世界選手権動揺、フランス、日本、スペイン、ノルウェー、イギリスの5チームによる、ファイナルラップを走って最後の勝負となった。デ・ナシオンでは、もちろんはじめての試みだ。
一気に難易度が増したこのファイナル。1ラップめは日本が大健闘して、4点のビハインドをつめ、同点に。そして2ラップめ、フランスが最後の底力を見せ、減点8。日本もまた、減点8。トータルポイントも同点。同点の場合は、3人のすべてのクリーン数の比較で勝負が決するのがルール。はたしてクリーン数は、フランスが45、日本が、41……。
 わずかクリーン数4つの差で、日本は初出場初優勝の偉業を達成できず、残念ながら2位となった。しかし2位表彰台は、大金星だ。
トライアル・デ・ナシオン女性部門(9月25日/土)
1 フランス 45 (45)
2 日本 45 (41)
3 スペイン 48
4 ノルウェー 64
5 イギリス 84

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