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04TDN日本は3位
04トライアル・デ・ナシオン日本チームは3位
勝利はスペイン、2位イギリス
<トライアル・デ・ナシオン男性部門>
9月26日(日)/Cordoba(スペイン)

日本チーム3位。左は優勝のスペインチーム
9月26日、トライアル・デ・ナシオン2004が開催された。日本チームは2000年スペイン大会で2位になった他は、3位が定位置化している。今年はぜひとも優勝、少なくとも2位の座を獲得したいところ。しかし舞台はスペイン。敵陣まっただ中での勝負となる。
セクションは、つるつる滑る草とごろごろの石、そそり立つ絶壁で、かなりダイナミックな感じがあったが、それでもトップライダーが走れば、やはりどれもクリーンセクションだった。
スペインは、ミスも出ているものの、他に3人が確実にミスをカバーして、最小減点で試合を進めていく。イギリスは、小さな減点を重ねて、失点を増やしていく。日本は、序盤からスペインには太刀打ちできないものの、イギリスには常に優位に試合を運んだ。18セクションの1ラップめが終わって、日本はイギリスに9点リード。しかしスペインの倍の減点をとって、この時点で、勝負はほぼ見えたように思われた。
ところが2ラップめに入って、日本にミスが目立ってきた。じりじりと照りつける猛暑、厳しいセクション、さらに小川と田中にとっては、木曜日からセットアップを始めた急ごしらえのマシン。一人のミスをほかの3人がカバーしきれず、なんと1ラップめに対して25点の減点増の結果。イギリスは、あいかわらず細かい減点は多いが、確実にチーム減点をつめ、その結果、日本はイギリスに10点差で逆転負けを喫することになった。
今回のスペインは、地元の有利さもさることながら、とにかく強く、うまかった。日本チームの1/3近い減点はダテではない。去年の手痛い失敗を、見事に返したというところ。日本はまたしても、本拠地から遠い地で戦うハンディを痛感させられた結果といえそうだ。
トライアル・デ・ナシオン男性部門(9月26日/日)
1位 スペイン 33点
2位 イギリス 83点
3位 日本 93点
4位 フランス 246点
5位 イタリア 324点
6位 チェコ 355点

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