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藤波4位、マルセイユのインドア
野崎史高がワイルドカードで出場したマルセイユの世界選手権インドアトライアル。今回は前回一番最後にスタートした藤波が、ベシュンに続いて3番目のスタートで試合を始めた。
これはこのシーズンから採用されたスタート順がローテーションとなるルールにのっとってのものだが、これが藤波にどんな影響を与えたか。今回の藤波は、ランプキンとの熾烈な3位争いを展開した。
これも今年からのルール変更で、ファイナル進出は参加人数にかかわらず3名となっているから、3位争いはすなわちファイナル進出争いとなる。ダブルレーンで藤波がランプキンに勝ち、ポイントは同点。この場合、オブザベーションセクション8つの走破タイムで決着がつくことになるのだが、ランプキン11分10秒に対して藤波は11分27秒。藤波は、17秒差で、ファイナル進出を逃すことになった。
野崎はベシュンに3点差で8位となった。ダブルレーンではベシュンと勝負するも、ふたりとも5点となっている。ダブルレーンは通常、クリーンできる設定が行われるが、今回は難セクションだったのだろうか。
ファイナルでは、藤波との勝負に勝って勢いに乗るランプキンが、前回の不調を吹き飛ばす活躍を見せ、ラガとの優勝争いを演じた。結果は4点差で2位となるも、モンテッサ4RTがインドアでも勝利できる性能を発揮し始めた戦いとなった。
ファイナル
1 | アダム・ラガ | 14 |
2 | ドギー・ランプキン | 18 |
3 | アルベルト・カベスタニー | 23 |
クォリファイ
アダム・ラガ | 4 | |
アルベルト・カベスタニー | 6 | |
ドギー・ランプキン | 12 | |
4 | 藤波貴久 | 12 |
5 | ジェロニ・ファファルド | 22 |
6 | マルク・フレイシャ | 28 |
7 | ジェローム・ベシュン | 40 |
8 | 野崎史高 | 43 |
ランキング
1 | アダム・ラガ | 20 |
2 | アルベルト・カベスタニー | 14 |
3 | ドギー・ランプキン | 13 |
4 | 藤波貴久 | 11 |
5 | ジェロニ・ファハルド | 7 |
6 | マルク・フレイシャ | 7 |
7 | ジェローム・ベシュン | 2 |
8 | タデウス・ブラズシアク | 2 |
9 | 野崎史高 | 1 |