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フレイシャonスコルパ
かねてよりうわさはあったが、マルク・フレイシャがスコルパチームに移籍。マルセイユのインドアトライアルで、その姿を披露した。
マルセイユのインドア世界選手権は金曜日に開催されたが、土曜日にも別のライダーによる、世界選手権ではないインドアトライアルが開催され(こういうパターンは、世界選手権には多い)、今年はインドアトライアルのノミネートライダーではないフレイシャは、こちらの大会に出場した。
フレイシャが出場したマシンは、すでに実績のある2ストロークのSY250レーシングだったが、金曜日の世界選手権の会場では新しい4ストロークマシンも報道陣に披露した。まだ実践参加をするところまでの仕上がりではないのかもしれないが、2006年アウトドアシーズンの開幕には間に合うぞというスコルパ陣営の意思表示だと思われる。
2006年は内外でライダーの移動がある。ストーブリーグが、久しぶりに活気づいた年ともいえる。国内では、体制を決めながら、契約書を交わす以前の段階なので発表が先のばしになっているライダーもいるが、いろいろな点で、2006年のトライアルシーンは楽しみなシーズンとなりそうだ。