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SSDTはじまる

 2008年のSSDTが、5月5日にスタートする。
 今年は276名の選手がエントリー、今年の筆頭はドギー・ランプキン。
 日本からは、2名のエントリーがあった。斎藤晶夫と猪倉誠治のふたり。猪倉さんは過去3回SSDTに出場している。晶夫くんは、ご存知チーム三谷の若手A級ライダー。若手A級ライダーがSSDTに参加するのはとてもうれしいし、興味深い。さて、どんな6日間が待っていますやら。


 例によって、できるかぎり、SSDTの結果表から現地の状況を(想像して)お伝えしたいと思います。まずは、最終エントリーリストから。
 ゼッケン26、ハロルド・クロフォードは、アイルランドのトップライダー、ピーター・クロフォードの弟。続くゼッケン27はアレックス・ウイグ。さらにゼッケン30には、アモス・ビルバオが並んでいる。
 34はジェイムス・ダビル。みんな、アメリカ遠征から帰ったばかりだというのに、元気だ。
 43は女子世界選手権で上位に入るマリア・コンウェイ。
 84はサム・コナー。コナーは世界選手権からは引退してしまったが、2005年SSDTの覇者。世界選手権からは退いても、SSDTは末長く楽しめる(苦しめる)トライアル、ということかもしれない。
 99は女子世界選手権チャンピオン、イリス・クラマー。その直後、103が猪倉さんで、104が斎藤晶夫くん。うまくついていければ、イリスはいいペースメーカーになるかもしれない。もっとも、晶夫くんにはイリスよりもう少し上位をめざしてほしいところだけど(比較対象としてはイマイチかもしれないけど、杉谷はイリスとは勝負ができたことがない)。
 131はナイジェル・バーケット。今はスコルパのイギリスインポーターをやっている。根っからのヤマハファンだ。マシンは2ストロークのスコルパSY。
 今年もやっぱり紹介してしまう137はボイタ・クレッカ。なんだかさえないおっさんで、どうやらジャーナリストで、地元スウェーデンの世界選手権にも出場したことがあるんだけど、余りのセクションの厳しさにあっという間にリタイヤしたという経歴もある(それを承知で参加したのだろうけど)。もうずいぶんいい年だけど、毎年欠かさず参加している。つまり、潜在的な体力と実力はあるということだ。そして、イギリスやヨーロッパには、こういう人がぞろぞろいる。
 167はジュニアカップに参戦しているロス・ダンビー。若い選手だが、イギリス人はこんなふうに“ふつうに”SSDTに参加する素地が整っているから、うらやましい。168はドンナ・フォックス。元気なイギリス娘だ。ちなみに杉谷は、このへんにも勝てたことがない。杉谷のダメっぷりを解説しているのではなく、B級で上位を走った経験のある杉谷をして、イギリスのねーちゃんにかなわないという、土俵のちがいを解説しているつもりです。182はエンマ・ブリストウ。この娘も、女子世界選手権を走ってる。まだデ・ナシオンの代表選手には選ばれないけど、そのうちイギリスを担う選手に成長するにちがいない。198、ケティ・サンターもそんな女子ライダーのひとり。彼女は世界選手権ではあんまり上位に来ないけど、SSDTではそれなりのポジションをキープする。トリッキーなライディングは得意ではないけど、ベーシックなところではポテンシャルが高いというイギリス人気質は、男も女も共通ってわけだ。
 205と206はベンとダンのヘミングウェイ兄弟。ベンは世界選手権にも参戦していたことがあるし、ドギー・ランプキンのマインダーを務めたこともある。二人とも、イギリスのトップライダーだ。
 211はジョルディ・パスケット。300ccのベータ4ストロークでの参戦だ。
 そして217はドギー・ランプキン。ランプキンのSSDT出場は久々。218はいとこのジェイムス(ずっとドギーのマインダーをやっていた)、219はハリー・ランプキン。そしてついでに220はジェイク・ミラー。世界選手権の広報官であり、ドギー・ランプキンのWEBサイトの管理人でもある。今はすっかり丸い体形になっでしまったが、こういう人が、しっかりSSDTに参加するんだから、イギリスはあなどれない。
 225はユースのトップ争いを展開中のジャック・シャロナー。
 262はスコットランドのトップライダー、ギャリー・マクドナルド。そして263は、この人もSSDTでは健在、グラハム・ジャービス。
 こんな感じの276名が、6日間の荒野の旅に出ようとしている。

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