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ラガ、ファイナルをのがす
ラガがチャンピオンを決めたブラジル大会の翌週、舞台をアルゼンチンに移してインドア世界選手権第11戦が開催された。
前回クォリファイをトップで終え、ファイナルでも2位に入った藤波は、今回は6位。ハイジャンプでもバーを落とすなど、藤波らしくないリザルトが届いた。
チャンピオンを防衛し新たな気持ちの第1戦となったラガは、しかしボウと同点勝負となり、7セクションを走った33秒の差で、ファイナル進出をのがすことになった。ラガが走らないファイナルは、今シーズンはこれが初めて。
ラガのいないファイナルでは、カベスタニーの貫録勝ち。ボウとファハルドを従え、今シーズン2勝目を挙げた(これが前回ブラジル大会での結果だったら、数字上、チャンピオン争いは最終戦までもつれ込んだのだが……)。
順位 | ライダー | マシン | クォリファイ | ファイナル | ランキング (ポイント) |
---|---|---|---|---|---|
1 | シェルコ | 5 | 13 | 2(79) | |
2 | トニー・ボウ | ベータ | 11 | 18 | 3(68) |
3 | ジェロニ・ファハルド | ガスガス | 13 | 24 | 4(59) |
4 | アダム・ラガ | ガスガス | 13 | — | 1(95) |
5 | ドギー・ランプキン | 17 | — | 6(45) | |
6 | 藤波貴久 | ホンダ | 27 | — | 5(49) |
7 | タデウス・ブラズシアク | スコルパ | 27 | — | 7(8) |

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