雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

四国リザルト

2019マスターズトライアル第1戦四国

2019マスターズは、初開催四国から

2019FTJ全日本マスターズトライアル選手権第1戦四国大会
開催日:3月3日
会場:生名サーキットトライアルパーク
主催:日本トライアル連盟(FTJ)
主管:マスターズトライアル四国事務局
後援:ストレートオン
協賛:住友ゴム工業株式会社

19マスターズ第1戦西野さん2

3月3日のひな祭り。2019年の全日本マスターズトライアルは開幕しました。開幕戦は四国大会。会場は瀬戸内海に浮かぶ生名島。外周が約9kmの島です。この島では20年ほど前にツーリングトライアルイベントも開催されたことがありました。

住所でいうと愛媛県越智郡上島町になりますが、生名島へ広島県尾道市の因島の土生港の長崎桟橋から出ている生名フェリーで渡ります。対岸の立石港までは約400メートルほど。フェリーが動き出して3分で到着します。四国からは愛媛県今治市から“しまなみ海道”で因島まで来て、やはりそこからフェリーで渡ります。

立石港から島の中央にあるトライアルパークまでは数分で到着。すぐ近くには生名サーキットがあります。雑木林と竹藪を切り開いた場所で地質は砂地で、岩盤や岩はほとんど無いという環境です。

19マスターズ第1戦

今大会は8セクション×3ラップ。持ち時間は4時間30分です。エントリーはちょっと寂しい23台。

マスターズトライアルはMFJ(財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会)の承認競技会です。出場するにはMFJトライアルライセンス(11,850円もしくは11,200円)かエンジョイ会員証(3,350円か2,700円)の取得が必要ですが、“MFJ”というと敷居が高いイメージや敬遠する趣もあります。“怪我と弁当は自分持ち”の草大会は手軽で出場台数が多いイベントもあります。マスターズトライアルがなぜMFJ承認として開催するかというと、競技中の万一の怪我を保障するMFJのスポーツ安全保険に加入するためです。トライアルは楽しい、しかしスポーツ故に負傷を負うリスクは0ではありません。万一の時にせめて保障があれば実生活面で助かるでしょう。また、MFJは競技の規則を管理している主体ですので、この規則を適用することで出場者に公平なルールで競い合うという、スポーツ本来の醍醐味が味わえるのです。マスターズトライアルは、青、赤、緑、黄と4パターンのセクション構成です。年代別の選手権だけでなく、ビギナーも女性も、9歳以上の子供から80歳以上のシニアまで、幅広い年齢、レベルの愛好者どなたでも出場出来ます。ぜひ年間3,000円ほどの保険代(エンジョイ会員)を取得してスポーツトライアルを楽しんでもらいたいと思います。

19マスターズ第1戦金山さん

さて、開幕戦のトピックスとしては、80歳代クラスの浜見正選手があちこちで転倒しながらも3ラップを見事完走しました。国内最高齢現役ライダーでしょうか、81歳です。75歳代クラスの後藤精一選手は65歳代クラスの高崎正隆選手がサポートしながら完走です。後藤選手、高崎選手は鹿児島からの参戦です。

北海道から参戦の西野雅道選手はやる気満々。ところがファーストトライでラインクロスで減点5に。出鼻をくじかれましたが、最後までしっかりと走りきって完走でした。

19マスターズ第1戦西野さん

群馬や鹿児島、さらには北海道からも参戦があり、根強いマスターズフリークが全国にいてくれて心強い限りです。サラにたくさんのトライアル愛好者の皆さんに是非とも出場して楽しんでいただきたいですね。

第1戦のリザルトとシリーズ戦日程、開催概要は日本トライアル連盟ホームページでご覧下さい。
http://www.ftj.sakuraweb.com

1901maters

19マスターズ第1戦のみんな

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