白井アドベンチャートライアル、「ナンバーや保安部品無しで参加出来て、日帰りで気軽にプチツートラを楽しもう!」をコンセプトに初めての開催となりました。
白井アドベンチャートライアル
開催日:2018年11月25日
会場:茨城県オフロードパークSHIRAI
主催:アドベンチャー倶楽部
承認:日本モーターサイクル協会
天候:快晴
出走台数:44台
レポート:森田正
撮影:藤田秀二氏
爽快な秋晴れの中、オフロードパーク白井が誇る広大な敷地をフルに使った一周約5キロの丘陵ルートに、自然の地形を舞台にした12セクションを2ラップ。
古豪・猛者が顔を揃えたアタッククラスは、やや難易度の高いセクションに立ち向かい白熱した戦いが展開。ホリデークラスのライダーにはコース移動が少しハードだったかもしれませんが、悪戦苦闘しながらも果敢に走破する姿は素晴らしくカッコ良く映りました。
ゴール後は参加賞のモスバーガーを食べて疲れを癒して頂き、感想等をインタビューしましたので一部紹介させて頂きます。
ご参加いただいた冒険ライダーの皆さん、ありがとうございました。
来年も大人の冒険心をくすぐる様な大会を目指し、更に工夫・改善しますのでご期待ください。
■参加者コメントあれこれ
76歳とは思えないパワフルなライディングの池田寿郎選手=とにかくトライアルが好きなんだよ、それが全て。私にとってバイクに乗ることが健康の源。あと30年は現役で乗り、マスターズの100歳代クラスに出てギネス記録を樹立したいね。
「うーたん」の愛称で親しまれる斎藤由美選手=来年はNAに昇格するので全日本レディースにも出場します(キッパリ)。それと近い将来SSDTにも挑戦します(キッパリ×2)。成績うんぬんはともかく更なる高みにチャレンジしていきたいです。
群馬県警白バイ隊員の栗原賢司選手=仕事では日々厳しい訓練をして交通事故防止に努めており、見た目より過酷で重圧のかかる仕事です。その分、休日には趣味のトライアルで思いっきりリフレッシュしています。大会では息詰まるような神経戦を大の得意としていますが、そのせいかどうか最近円形脱毛症て悩んでいます。
三井晶子選手=いつもは箱庭トライアル専門の箱入り娘ですけど、今日は自然の中を冒険気分で走り回れて開放感たっぷりの一日でした。コースの一部にセクションより険しい所があってビックリしたけど、仲間に励まし助けてもらい行けて嬉しかったです。
「チームイカ臭いおじさん達」所属の田中雄志選手=白井歴30年の大ファン、ウォシュレットトイレ、シャワー室、洗車機、プレス機も完備、林間や沢もあって夏でも暑さを凌げ快適です。チーム名?実は30年以上前からある老舗クラブなのですよ。最初は抵抗があったけど、今では愛着も湧いて気に入ってます。ただ女性ライダーは誰一人として入ってこないです。どなたか入部しませんかね……?(シ~ン)
久保田正晴選手=根っからのツートラマニアでイーハトーブには毎年出場、去年までは佐渡トラにも出ていました。この大会はコースの距離は短いながらも、オフ100%の変化に富んだレイアウトで面白い。ノンビリと走っているわけにはいきませんが、一味違った新鮮な感じで楽しめました。
撮影・取材を兼ねて出場の藤田秀二選手=「乗る・撮る・書く」は私の代名詞、生涯三拍子揃ったトライアルジャーナリストを貫きます。ちなみに最近は「介護する+自由を謳歌する(?)」も加え5拍子揃いました。
大会レースクイーン(自称)の小林由利子さん=全日本レディースへの挑戦は?の問いに、私こう見えても昭和の初代全日本レディースチャンピオンで一世を風靡してたのよ。でも今はもう世代が違うし……っていうかそんな質問、今日の大会と関係ないでしょ(怒)。
エンデューロIBの道山和之選手=今年の春からトライアルを始めハマっています。今日のコースではエンデューロで長年鍛えた自慢の走破力、セクションでは覚えたてのトライアルテクニックと二刀流で楽しめて大満足です。
ロックバッシャーズTRクラブ出身の石塚義夫選手=多摩川の拝島で行われた関東トライアル(通称:関トラ)に初めて出たのが19歳の時。それから半世紀が経ちましたが、当時と変わらずスタート前のワクワク・ドキドキ感とゴールした時の達成感を味わえるのが一番の喜び。来年は30年ぶりくらいでNAクラスに再昇格するので、岩をも砕く勢いといぶし銀のテクニックで勝負します。
白井アドベンチャートライアル
●2018年11月25日
●茨城県オフロードパークSHIRAI