大きな災害が相次いでいます。災害支援にトライアルは最適。しっかり腕を磨きましょう。

2024 11

全日本選手権最終戦City Trial Japan大会

2018年に初開催され、2022年から全日本選手権に組み込まれ2023年から最終戦となり、今回が6回目(2021年は注視となっている)。

今年のCity Trial Japan(CTJ)大会、会場は、昨年同様に大阪府大阪市 / 大阪市中央公会堂前中之島通りとなっている。全日本選手権としてはこれが最終戦。参加するのはトップクラスのIASの、第7戦終了時点でのランキング10位までの選手のみで、IA、LTR、IBの3クラスについては第7戦宮城・SUGO大会でシーズンを終える。

なお前日11月2日にはプレイベントが開催される。土曜日の入場は無料。日曜日、トライアル本番については、有料席と無料席がある。

参加選手

2024年国際A級スーパー・ポイントランキング【独自集計】
ここまでの
ランキング
順位
No.RiderR1
愛知
3.31
R2
大分
4.14
R3
もてぎ
6.2
R4
北海道
7.14
R5
広島
9.1
R6
和歌山
10.13
R7
SUGO
10.27
R8
CTJ
11.3
合計
11小川 友幸115632 107
23黒山 健一222524 104
32氏川 政哉361155 98
45小川 毅士454363 79
56柴田 暁6464410 65
618武田 呼人737797 59
827藤波 貴久11 50
97久岡 孝二888986 49
1019黒山 陣911878 37
不参加4野崎 史高573256

参加するのは第7戦終了時点でのランキング10位までなので、上記10名にその権利がある。参加の辞退などがあっても、ランキング10位までと決まっていることから、繰り上げてランキング11位以下が参加することはないということだ。たとえば野崎史高は、北海道での負傷で手術を受け、現在はリハビリ中で出場はできない。なので今大会は、最大で9名が参加ということになる。和歌山・湯浅大会を終えた時点で、ランキング10位は黒山陣と武井誠也が同点だったが、SUGO大会で黒山が8位、武井が9位となったことで、ランキングは黒山が単独10位で、シティトライアル進出権を獲得している。全日本選手権の後半2戦のみに出場した藤波貴久は、2連勝して50ポイントを獲得、ランキング8位で野崎に次いだポジションとなっている。野崎のこの大会での選手権ポイントは0ポイントだから、仮に久岡孝二が出場最下位の9位だった場合、ランキングポイントが野崎と同点となり、この場合は上位入賞回数の多い野崎がランキング8位を得る。8位以上だった場合は、野崎がランキング9位にドロップする計算になる。ランキング10位の黒山陣がランキングで野﨑を破るには、優勝するか2位に入る必要がある。

最終戦ということもあり、スタジアムトライアルの魅力と同時に、複雑なチャンピオン争いも見どころとなる。上記表の通り、ランキングトップは12連覇を目指す小川友幸で107ポイント獲得。2位には第6戦の時点でランキングトップに立った黒山健一。わずか3ポイント差の104ポイントで小川を追いかける。シーズン中盤に怒濤の追い上げでランキングトップにたった氏川政哉は、第6戦、第7戦と5位となって、小川に遅れること9ポイント差のランキング3位につけている。チャンピオンの可能性があるのはこの3人のみ。

この大会では最下位でも6位10ポイントを獲得できるから、ランキング4位の小川毅士がランキング3位以上になることは計算上なく、上位3人がランキングの1位〜3位を得るのは確実。上位3人がどのポジションに落ち着くかは、それぞれの順位と、選手権とは関係がない藤波の成績に影響を受ける。現在のランキング順に優位なのはまちがいないが、スタジアム型式のシティトライアルでは、いつもとちがうなにかが起きる可能性は大。セクションごとにチャンピオンの行方が変わるようなこともありそうだ。

チケット

チケットの入手についてはこちらから
https://tiget.net/events/345543

タイムスケジュール


サブイベントが盛りだくさんでちょっとわかりにくいが、セミファイナルという名の第1レース(なぜ最初からファイナルなのかずっと疑問なんだけど、初回からこういう呼び方がシティトライアル)が10時55分から、セミファイナルが13時、ファイナルの第1レースが14時20分で、第2レースが14時45分となっている。表彰式は15時30分から。過去、タイムスケジュールが早まったことはないから、帰りの新幹線などを予約する際には充分に余裕を持っていたほうがいいかと思われる。