全日本選手権第8戦City Trial Japan(シティトライアルジャパン、以下CTJ)大会は、11月2日に、3年目となる大阪府大阪市中央公会堂 中之島通りで開催となる。
全日本選手権の最終戦だが、これに参加できるのは10名だけ。選ばれた一握りのトップライダーの最終決戦となる。
大阪駅から歩いても行ける、その名の通りのシティトライアル。ルールも、この大会独自のルールで、試合システムもいつもの全日本選手権とは異なっている。

●エントリー
| Pos. | No. | Name | Machine | Team | Point |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 黒山 健一 | Ya.TY-E 3.0 | Yamaha Factory Racing Team | 131 |
| 2 | 3 | 氏川 政哉 | Ya.TY-E 3.0 | Yamaha Factory Racing Team | 114 |
| 3 | 8 | 野崎 史高 | Ya.TY-E 2.2 | Team NOZAKI YAMALUBE YAMAHA | 87 |
| 4 | 4 | 小川 毅士 | Be.Evo 2T | Wise Beta Racing | 76 |
| 5 | 6 | 柴田 暁 | Tr.TRRS 300 i | TEAM TRRS & NILS OIL | 61 |
| (6) | (1) | (小川 友幸) | (Ho.RTL301RR) | (TEAM MITANI Honda) | 60 |
| 7 | 9 | 久岡 孝二 | Ho.RTL301RR | HRCクラブMITANI | 60 |
| 8 | 7 | 武田 呼人 | Ho.RTL301RR | TEAM MITANI Honda | 55 |
| 9 | |||||
| 10 | |||||
| 以下、ランキング10位がかたまっていないみなさん | |||||
| 現在の ランキング | No. | Name | Machine | Team | Point |
| 9 | 12 | 田中 善弘 | Ho.RTL301RR | HRCクラブぱわあくらふと&ホンダドリーム八尾 | 36 |
| 10 | 11 | 武井 誠也 | Be.Evo 2T | FINE & SWM & BETA | 33 |
| 11 | 10 | 黒山 陣 | Sh.ST-300/125 | Sherco Japan | 21 |
CTJ大会には、全日本選手権IASで、第7戦現在のランキング10位までの選手に参加する権利がある。
第6戦終了現在で、ランキング10位以上を決定しているのは8人※。このうち、小川友幸は負傷療養中でCTJ大会には出場しないが、CJT大会は全日本選手権であるので、権利がない選手が繰り上げで出場するようなことはない。2024年に野崎が欠場したときと同様に、小川が欠場して9人でのCTJ大会が開催されることになる。
その8名以外で、第7戦の結果次第でランキング10位に入れる可能性があるのは、8人いる。ただ8人のうち5人は、本人が優勝なり2位とかに入って、かつランキング9位と10位の選手が無得点に終わるという、あんまり現実的でない条件がマッチする必要がある。現実的には、残るふたつの席は、田中善弘、武井誠也、黒山陣の3人となる。黒山は、第6戦で4位に入った実績がある。この勢いで第7戦を3位に入ったとすると、田中と武井のランキングポイントを追い越す。この場合も、田中が14位以上で武井が10位以上に入ると、黒山のランキング10位以内はない。黒山が4位の場合は、武井が15位で逆転が成立する。可能性がないわけではないが、ちょっとむずかしい条件だ。
●試合システム・スケジュール
大会の流れは、まだ変更の可能性もあるが、全員で予選を走り、準決勝、決勝と進むシステム。Xトライアルでは、同じセクションを難易度を変更してファイナルへと向かうが、CTJ大会では予選・準決勝と決勝では、異なるセクションを使うことが多い。

●会場
大阪駅からは徒歩20分、ふつうに考えたら、地下鉄などを利用するのがいい。

●チケット
無料で観戦できるが、セクションがよく見えるところで観戦するには、有料観戦券をゲットするのがいい。有料観戦席チケットは7,000円で、残りわずかとなってるようなので、必要な方はお早めに。チケットの購入は[TIGET(https://tiget.net/events/432443)]で。
