大きな災害が相次いでいます。災害支援にトライアルは最適。しっかり腕を磨きましょう。

シェルコ・エコのお得度

12シェルコ・エコ

 日本限定、シェルコに「ECO」モデルが登場する。
 最大のインパクトはそのお値段。125ccのECO1.25が523,950円。250ccのECO2.50が544,950円(どちらも消費税込み・販売店までの送料別途)。保安部品は付属しないということだが、それにしても破格。その秘密と意図するところについて、聞いてみました。

12シェルコ・エコ

 お話してくれたのは、株式会社亜路欧の萩原壮亮社長。ヨーロッパとの折衝は30年近いインポーター業でお手の物だ。
 まず、このところの最大の懸案として、新しいトライアルマシンがなかなか売れない。これはインポーターにとっても大きな痛手だが、裏を返せば、買いたくても高くて買えないという一面もあるようだ。そこで萩原社長は、買える価格の新車を企画しようと考えた。
 このマシン、一見して2010年モデルに見える。燃料タンクのキャップが横向きについているから、それとわかる。しかし実は、2010年モデルそのものということではない。型遅れの在庫処分だから安くなっている、と誤解されるとちょっと悲しいと萩原社長は言う。
 シェルコ本社に出かけていった萩原社長は、今、買ってもらえる価格でできる範囲のマシン仕様を提示してもらった。それが、ストックに余裕のあるパーツを組んで完成させた2012年型のエコモデルだ。

12シェルコ・エコ

 価格を抑えるために、萩原社長の提案では、タンクやシートにデカールも貼っていないマシンになるはずだった。しかしヨーロッパ人の感覚では、それではさびしいじゃないかとなったのだろうか、デカールも、ストック品が使われている。紹介した写真はサンプルモデルだからこの通りのものが日本に来るかどうかはわからないのだが、写真を見ると、スイングアームにはカベスタニー・レプリカ3.0とデカールが貼ってある。でもこれはエコモデルの250ccだ。まぁいいじゃないの、と思える人が、お得な新車を手に入れられる、というわけだ。
 ちなみに、真横に向いた燃料タンクのキャップは、燃料補給にちょっとコツがいる。どれだけ入っているか見えにくいので、ふきこぼしてしまうケースが多いのだ。これも、まぁいいんじゃないの、と思えば、リーズナブルにトライアルを始めることができるというわけだ。
 萩原社長のもくろみとしては、トライアルを始めるのに中古車を選んだはいいが、具合の悪い中古車を買ってしまって苦労する人がいる。そんなときにかかってしまう費用を考えると、それよりは安くて安心、という価格設定だそうだ。20万円で買ってきた中古車に30万円かけてしまうお気の毒な人はいらっしゃるのが現実だ。
 そんなわけで、2010年モデルのアウトラインに見えるけれど、フレームは最新型と同じく白いし、スタンドは現行モデルがアルミなのに対して、スチール製でそっけない。そして保安部品も付属していない。もし公道走行をしたければ、ヘッドライトなどは別途用意して装着する必要がある(通関証明付属しているので、登録は可能)。
 250cc10台、125cc5台の限定だが、シェルコの方でがんばってくれて、もう少し用意することができそうだという。
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