雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

花見の準備なう

桜のライトアップ

世間では、桜のお花見はもう完了して、そろそろ散っちゃってる今日この頃だと思いますが、うちのあたりではこんな感じです。

1604桜の光つぼみ

桜が咲きそうだから来いといわれてYさんちへ。花見をしに来いではなく、お庭の枝垂れ桜のライトアップを手伝えということだ。

手持ちのライトが現場作業用のもので、3灯しかない。光量が足りないのをYさんは気にしているのだけど、毎年機材が増強されることはない。それで今年は、試しにやってみて、と桜の根っこのあたりに3つとも置いてもらった。

1604桜の光作業

ライト置き終わって、でもまだ暗くなりきってないからライティングの効果は確認できず、寒いからおうちに入って菜っ葉などいただき始めたんだけど(この日はえらく寒かった。一度あったかくなった後に寒くなるのはショックが大きいからやめてほしい)Yさんがふとおしっこに外へ出ると(お庭で用を足すのは、このあたりにいまだ残るよき慣習です)Yさんが「おー!」と驚いている。どうやらライティングが当たったらしい。

外でクルマの音がしたなと思ったら、Yさん、わざわざお隣まででかけていって、お隣からどんなふうに見えるのかも確かめてきたらしい。今までは、自分ちから見るより、お隣から見る桜の方がかっこよく見えるのがくやしかったらしい。今回は自分のうちからもお隣からもかっこよくなったと大喜びだった。よかったよかった。

それからお酒の席になって、Yさんは3灯のうちの1灯が300Wで暗いから、こうなったら清水の舞台から飛び降りたつもりで1500円の500W電球を買ってくると宣言。1500円どころか、1万円の電球でも買ってやるぞとMさん。Mさんは、桜の木のすぐ隣に桃の木があるのが気になるので、明日ユンボ持ってきて桃の木をもうちょっと離したところに植え替えよう、ついでに桜の周囲をきれいに整地して、盛大に花見をしようと大盛り上がりだった。まぁMさんはいつもたいてい大盛り上がりなのだけど。

1604桜の光

ということで、まだ花びらのひとつもない桜の木ですが、花が咲かずとも酒は飲めるのです。酒を飲んでいる最中にLINE電話でスペインから着信があったけど、酔っぱらってるからごめんしてしまった(LINE電話って、ちゃんと出られたことがない。むずかしい)。すいませんでした。

ちなみにこの枝垂れ桜、有名な三春の滝桜の親戚なんだそうな。若い頃、三春の桜の地主さんだかのところで仕事をしたMさんたち、苗木を1本ずつもらって帰ってきたんだそうだ。でもMさんちのは三春の滝桜みたいにピンクにはならず、白い花が咲く。さて、花見はいつごろかな?