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電動バイク、世界選手権へ

1309世界選手権フランス大会でのEM

Photo:Electric Motion

 8月31日、9月1日の両日に開催された世界選手権最終戦フランス大会に、エレクトリック・モーション製のEM5.7が参戦した。125ccクラスのラインを走ってのゲストとしての参加だが、世界に、日本に、電動化の流れがやってくるのかどうか、その胎動が始まっている。


 エレクトリック・モーション(EM)では、すでにフランス選手権への参戦を果たしていて、こちらでは正規に選手権に参戦している。ライダーは今回フランス大会に出場したバスティアン・イエト。技術を持ったライダーながら、トライアル活動をやめてしまっていたから、その名がフランス以外で知られることはほとんどなかった。今回、EMが電動トライアルバイクを開発したということで、バスティアンはそのライダーを買って出てきたというわけだ。

1309世界選手権フランス大会でのEM

Photo:Electric Motion

 EM代表フィリップ・アレステン(元スコルパ社長)によると、バスティアンはそのプロ根性、モチベーション、ライディングスタイルと、EMが望んでいたものにぴったりマッチする素晴らしいトライアルライダーだという。
 そして今回、初めての世界選手権(の舞台への)参加。土曜日、日曜日の2日間にエントリーして、両日ともに完走。ゲスト参加のカテゴリーでは2位でのフィニッシュだった。
 ゲスト参加は125ccクラスのラインを走っているので、正しく125ccクラスへの参加ではないが、その減点数などで125ccクラスのどれくらいのポジションに相当するかがみてとれる。減点数は土曜日が101点、日曜日が90点。バスティアンは世界選手権を走ったことがなく、ノンストップでの大会参加は今回が初めて。ノンストップライディングの練習をすることもないままの参加だったから、この結果は上々なのではないかと、フィリップは見ている。この減点数を125ccクラスの結果表にあてはめてみると、13位から15位に相当する。
 マシンはフロントフォークにマルゾッキをつけたスタンダードのものということだが、トライ中の写真を見ると、北海道大会に参加した成田匠選手と同様、リヤブレーキを左手に装備しているようだ。
 今回の世界選手権参戦について、フィリップ代表は「電動バイクのポテンシャルは日に日に向上している。日本も早く電動バイククラスをつくって、時代においつくよう、望んでいる」と語った。

1309世界選手権フランス大会でのEM

Photo:FIM/Good Shoot