大きな災害が相次いでいます。災害支援にトライアルは最適。しっかり腕を磨きましょう。

ホンダHRCレース計画

1月9日、ホンダレーシングが2026年のモータースポーツ活動計画を発表している。世界中のホンダのレースの計画についての発表だから、ロードレースもモトクロスもF1もツーリングカーも、そしてもちろん、トライアルについてもここにある。


トライアルについては、2026年には5名のライダーがこの活動計画に名前が挙がっている。全日本についてはホンダの活動計画に記載がなかった時代もあったから、一時期より国内のレース活動に力を注いでいるという証である。

FIMトライアル世界選手権(TrialGP)
チーム名マシンNo.ライダー年齢国籍2025年戦績
Repsol Honda HRC
(レプソル・ホンダ・
エイチアールシー)
Montesa
COTA 4RT
1 Toni Bou
(トニー・ボウ)
39 スペイン TrialGPチャンピオン
38 Gabriel Marcelli
(ガブリエル・マルセリ)
25 スペイン TrialGP 3位
Honda Montesa
(ホンダ・モンテッサ)
RTL ELECTRIC 56 Miquel Gelabert
(ミケール・ジェラベルト)
27 スペイン Trial2 2位
MFJ全日本トライアル選手権(JTR)
チーム名 マシン No. ライダー 年齢 国籍 2025年戦績
TEAM MITANI Honda
(チーム・ミタニ・ホンダ)
RTL301RR 7 武田 呼人
(タケダ・ヨヒト)
24 日本(三重県) IASランキング7位
8 小川 友幸
(オガワ・トモユキ)
49 日本(三重県) IASランキング8位

世界選手権は、タイトルを取り続けているトニー・ボウが安定の第一席。2026年もすでにシーズンは始まっていて、新たなタイトに向けて盤石の構えで進んでいる。ボウは2007年以来、一貫してレプソル・モンテッサチームで戦っている。

チームのNo.2として、こちらも安定の存在になりつつあるのがガブリエル・マルセリ。2025年のマルセリはXトライアル、トライアルGPともに初優勝をして、ボウの牙城に近づきつつある。チームとしては、ボウの座を脅かす存在になってくれればうれしい悲鳴。そのためには、まず安定のランキング2番を確保できる存在になる必要がある。


そしてもう一人、2025年はトライアル2で参戦していたミケル・ジェラベルトが、今年は満を持してトライアルGPに参戦する。マシンは変わらず、RTL ELECTRICでの参戦となる。ホンダがこのマシンを投入して3年目。初年度は全日本、2年目がトライアル2、3年目がトップクラスのトライアルGPとなる。カーボンニュートラル化は企業的として大きな取り組みになるから、ジェラベルトとRTL ELECTRICの活躍は、ボウが合わせて40回目のタイトルを獲得できるかどうかと並んで、もしかしたら世間からはそれ以上の注目を集めることになるかもしれない。


全日本は、2025年と変わらず小川友幸と武田呼人。活動計画の序列は、ゼッケン順に7番武田、8番小川となっている。小川は2025年シーズン中盤での負傷から復帰して、再び王座に復権できるかが大注目。武田は、昨年大騒動の末に逃しているホンダでの初表彰台を、ぶっちぎりで獲得したいところ。ホンダの活動計画にトライアルが載るようになったのは最近のことと最初に書いたが、その歴史は常にチャンピオンのゼッケン1番だった。今年は7番と8番からの参戦となって、これまでと比べると異例となる。ホンダ・トライアルの新しい挑戦ということになる。


この発表は1月9日にあったのも最初に書いたけど、自然山通信がこれを紹介するのにぐずぐずしていたら、10日後の20日に、F1復帰のニュースが流れた。ホンダがアストンマーティンにパワーユニットを供給してF1に参戦するのはこの活動計画にもあるんだけど、これはすでに2023年に予告されていたことでもあり、今回社長とチームの代表による記者会見が行なわれて、メディアに大きく取り上げられることになったようだ。メディアに取り上げられるには、魅力ある事実の発信も大事だけど、舞台設定も大事なんだなぁとあらためて思った次第でした。

全日本のシーズンインまであと3か月、しかしXトライアルはもう始まっている。2026年のトライアルシーズン、どうぞお楽しみに!