雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

えらいこっちゃ通信

遠藤ゆうこう村長

なかなか迅速な報告ができないので、とりあえず。
地震はたいへん大きかった。しかし被害は少なかった。川内村、特にぼくが住む集落では、瓦が落ちた、その瓦がクルマを直撃したくらいが大きな被害で、人間はみな無事です。
しかしその後が、たいへんなことになった。完全な人災だと思いますが、今はそんなことはどうでもいいや。とにかく、原発には早く熱を冷ましてほしい。
とりあえず、以下のようなことを考えてみました。


義援金の受け付けなどは、立ち上げるのもなかなかパワーが必要なので、とりいそぎ、自然山通信の商品(http://shizenyama.shop-pro.jp/)を買ってもらって(自然山通信のふたりのうちひとりが準被災者だからその救援をこめて、買ってくださいまし)、その支払いの際に、お気持ちを上乗せしてご入金ください。通信販売でお買い求めいただいた方から、額面以上の金額をいただいた場合は、その分をすべて義援金とさせていただきます。
通信販売以外の、義援金だけというご入金も受け付けさせていただきますが、この場合は、入金事務作業の混乱が予想されるので、メールなりの手段で「義援金送ったよ」と連絡ください。
いただいた義援金は、ぼくが住む川内村村長に手渡しさせていただきます。川内村も避難した村ですが、もしかしたら、当初非難を受け付けた富岡町のほうがはるかに被害が甚大なので、村長判断でそちらに渡るかもしれない。そのへんは、村長に一任したいと思っています。
なお、この方式でのご厚意の受け付けは、日ごろはトライアル・デ・ナシオンの参戦遠征費の募金として行っています。今回は、そのデ・ナシオン募金を、4月30日までの期間限定で、東北関東大震災義援金受け付けとさせていただきます。今のところ、4月30日をすぎてご入金いただいた義援金は、デ・ナシオン募金として活用させていただく予定です(その時になったら、再考いたしますが)。
福島県と福島県浜通り、そして原発立地地域、それからトライアルを、今後ともよろしくお願いします。
写真は、福島県郡山市ビックパレットに避難中の川内村の遠藤ゆうこう村長。