雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

ペガサスカップ

発送が終わって、スコルパを成田さんの店にとりにいく。ついでにこの前もてぎでクラッチが切れなくなったシェルコもざっと見ていただくことにする。シェルコはあいづツートラの事務局、会津観光公社の長谷川さんにお譲りすることにした。ここだけの話、もっと高く売っぱらおうと思っていたんだけど、あいづツートラの現場で「やっぱり長谷川さんもトライアルをやりましょうよ」と焚き付けた手前、落札は最低価格で決着しました。だから乗りっぱなしで届けようとも思ったけど、成田さんにさわってもらうと、またがっただけで幸せになるので、長谷川さんにもそうなってもらおうと思ったのだ。長谷川さんにわかってもらえるかどうかはわかんないけど。


ちゃんと整備してもらうと、次に乗るときの気分がぜんぜんちがうから、みなさんも、特に自己流の整備をしている人は、ぜひお店にお願いしてみましょう。今回も、クラッチをお願いしたのに、リヤホイールハブにガタがあるのを発見してくれました(この修理費は、談合の結果、長谷川さんにおっつけることにした)。
で、ほとんどそのままの足で大阪へ。土曜日はレイズの試乗会、日曜日は同じレイズ山の会場でぱわあくらふと主催のペガサスカップがある。本当の初心者大会だというから、ぜひ一度見て見たかった。会場では「どこかへいく途中か?」と聞かれたけど、いやいや、これに来たのだ。
土曜日は、レイズさんの試乗会だったし雨も降っていたのでスコルパは降ろさず。夕方になって、ちょろっとベータの新車に乗せてもらった。素晴らしい。特に200が素晴らしい。少量輸入だというけど、こっちをいっぱい輸入してくれればいいのになぁ。小排気量といえど、パワーがあるほうが楽なところは楽。パワーがあって扱いやすいというそのバランスが、ガスガスとシェルコとベータと、200はそれぞれちょっとずつちがうから、初心者はぜいたくな悩みができることになった。でも、初心者にそのちがいがわかるかどうかが、次の問題。3年前のぼくだったら、まちがいなくわからない。
日曜日の朝、レイズ山のコースを5周ほどして、慣らし。ブレーキがぜんぜんきかなくて、右手が痛くなった。でも、6速だけは入れられなかった。シェルコはコースならどこでもトップギア(5速)だったから、スコルパハものすごく速いにちがいない。
大会は、どう見ても本当の初心者大会だと思ったので、見物だけにしようかと思ったけど、やっぱり出てみました。そしたらオールクリーンで優勝してしまった。2位の人たちは同点決勝になったけど、あの同点決勝はむずかしかった。きっと2位の人たちの方がじょうずなんだと思う。
ぱわあくらふとの特製バッグをもらって、大喜び。
この日はオブザーバー講習会もおこなわれてて、南野年明さん(5年連続チャンピオン山本昌也のお師匠さん)が講師。遊んでいたら呼び止められて、まぎらわしい採点の見本をやれと言いつけられた。こういうことをするのは初めてだけど「よし、ここで止まったか止まらないかのぎりぎりをやってやれ」とか考えたら、どたばたの3点になって、3点か5点かぎりぎりのライディングになってしまった。結果的には、まぎらわしいライディングをするという点では及第点だったのではないかと思う。
帰り、久々だったので南野さんとお食事。気がついたら翌日になっていたので、走れるところまで走って寝ようと思ったけど、名古屋までも届かずダウンした。
月曜日、名古屋の先のエクセルに滑り込み。伊藤家の入門ビデオ続編の相談をしつつ、スコルパの洗車をし、福山通運に行ったらものすごく高かったのであきらめてエクセルに保管してあった箱にスコルパをつめ、その週末の鹿児島行きの準備をする。
大阪まで行ったんだからそのまま鹿児島へいけばいいじゃないかと思うだろうけど、スコルパはまだ登録してない。しかも通関証明を受け取りにいったん戻るという段取りになってしまっていて、マシンは西へ、人間は東へという、とほほな展開になったのだった。
帰ってきて、登録は無事に終わったけど、陸運局から帰ってきたら「数字のゼロがひとつ足りない」と電話あり。どうやらぼくが書きまちがえたらしい。窓口のおじさんもチェックしてたから、安心してたんだけどなぁ。登録証は、陸運局に送りなおすことになった。これまたとほほ。まぁ、人生なんて、とほほの連続なのであった。
そんなこんなで、帰ってきてメールをチェックしたら、もう鹿児島へ向けて出発する時間になっちゃった。