やっぱり地球は温暖化しているのか、それともただおかしくなっているのか、ここ最近、うちの近所で見られた自然現象はこんなでした。
稲刈りが終わって(このへんではオカミの指導では食べてはいけないということになってるんだけど)キノコがとれた、とれないという話が聞かれるようになると、収穫の秋も宴たけなわ。そしてやがて山が色づいてきて、ユキムシが飛んで、イマココです。
ユキムシってのは、別にユキムシに予言能力があったり低気圧を呼ぶ能力を持っているわけじゃないのだろうけど、ふわふわと白いこの虫が舞うようになると、まもなく雪が降るということになっている。そして、ユキムシが飛んだ約1週間後、確かに雪が降りました。ばらばらと、積もるとか積もらないとかの量じゃないし、雪としては屁でもないのだけど、雪は雪。季節は秋から冬に変わりました。まだまだ本格的に寒い時期ではないけれど、ある意味、冬真っ盛りよりこの時期の方が、寒さはこたえるような気がしたりして。
と、こういう時期だというのに、こんな花が咲いていた。ツツジですよ、ツツジ。このへんでは6月に咲き乱れるこの地に親しまれている花です。でも今は11月なのだ。
ここ数日、あったかかったからなぁといっても、ユキムシも飛んでいる。もうなにがどうなっているのかわからない。一応、疑われるとつまんないので、紅葉の葉をバックにしたのも撮っておきました。
温暖化というより、異常気象がどんどん度がすぎていっている気がするけど、イノシシはどんどん増えているし、台風は次から次へとやってくるし、まずは人間の里を守らなければいけない。最近では、都市部をどう守るかにみんな頭を悩ませているけれど、里山には里山の悩みがあって、異常気象に立ち向かっていかなければいけないという、今日この頃でした。