雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

いまごろになってサクラサク

2004さくら

COVID-19なる禍がはやっていて、外へ出られないとお嘆きの方が多いけれど、幸か不幸か、うちのまわりにはそもそも人がいないので、外に出ても人に会うことはない。なので、あんまり変わらない生活をしている。

2004さくら

9年前もそう思ったけど、震災が起きようが津波がこようが原発が爆発しようが、季節はめぐって春になって桜が咲く。

2004すいせん

今年は冬がたいへんあったかくて雪も降らなかった。桜もさぞ早く咲くかと思っていたら、案の定、世間では桜の開花は1週間ほど早いところが多かった。でもね、うちのあたりではいつもと変わらない。もしかすると、いつもより遅いんじゃないかという気もする。冬はあったかかったけど、3月、4月になってからあんまりあったかくない日があって、このへんの桜的にはいつもと変わらないか、ちょっと寒い、という印象だったのかもしれない。

2004さくら

ということで、うちの窓から見えるお隣の桜。とても美しいので、お隣に行って見上げてみたけど、うちから見るほうが美しかった。持ち主よりいい思いをしてしまって、申し訳ない。いずれも、うちから数メートルの範囲のあれこれ。広い庭があるわけでもない、ぼろ家の借り物だけど、こんなところに住んでるもんだから、家から出るなといわれてもあんまり困らない。薪割りして汗かいたりも含めて、ぼくんちの場合の引きこもり。

雪のない冬のくせして、いまのところ水は割と豊富。桜が早かったり遅かったり、いろいろ不思議だけど、そういうところが異常気象なのかもしれない。クルマで10分走った村の中心地ではもう桜は終わっているから、こちらは通常運転。10分走っただけで、異常気象の度合いも雪の降り方も、いろいろががらっと変わってしまうのだった。

2004名前のわかんない花

これを撮ったレンズは、ニッコールHオート300mmF4.5(3枚目と4枚目)とバリオゾナーTスター28-70mmF3.5-4.5(1枚目、2枚目、5枚目)。ニッコールは広島県、バリオゾナーは岡山県からお借りしているものだけど、たまたま手近にあったのがこのレンズだったのだった。

2004ニッコール

いろんなメーカーのレンズを使っていると、ニッコールだけレンズの取り付け方向からほかのみんなと逆なのでちょっと戸惑う。ニッコールはピントリングが渋い。おそらくグリスがかたくなっちゃってるんだろう。バリオゾナーはマクロ機能があって、花に寄っていくには便利。カールツァイスブランドだけど、鏡銅はプラスチックだし、コストダウンされた廉価版レンズなんだけど、だからダメだってわけじゃなくて、お気に入りなのだった。

2004バリオゾナー