暑さ・台風・大雨なんかには負けないぞ。でもとりあえず大岩には登ってみたい。

ご近所のランチ(2024年版)

おいしいものを食べる趣味はあんまりなくて(金がなかったからかもしれない)、昼食は腹の足しになればいいと思って成長してきたけど、山奥暮らしになると、たまに街に出てお昼ご飯を食べる行為は、食欲を満たすだけでなく、ちょっとしたハレの時間みたいになっておるわけです。

先頃、うなぎを食べたら書く加えていくというのを始めてみましたが、金がないのでそれきり新規うなぎ体験はないまんま。うちの近所の界隈のお昼ご飯事情などをずらずら並べていくことにします。

うちの近所でお昼ご飯を食べようと思った時の参考になるやらならないやら、まぁ、自己満足でございます。

南相馬市小高「haccoba小高醸造所&KITCHEN」

鶏肉のビネガー煮込みorエビのトマトクリーム煮込み1,600円


川内村に、蒸溜所を作らんとしている若者がいる。学校の授業で村を訪れて以来、村に関わるさまざまな活動をしていて、地ビール企業で修業したりしながら、ついに起業するに至り、今蒸溜所を絶賛構築中だ。
その蒸溜所2階には、レストランバーもオープンするらしい。で、そのシェフがまずは期間限定でランチを食べさせてくれるということで、行ってきた。
ところが、やってしまったのだった。11時半に予約して、蒸溜所にいったけど、まだまだなんにも始まっている気配がない。おかしいなと限定ランチの案内をよーく見てみたら、南相馬市と書いてある。ぜんぜん川内村じゃないじゃん。蒸溜所は川内村、蒸溜所を作ってるのも川内村で、シェフも川内に移住してきた。だからてっきり、舞台は川内村だと思ってしまったのだけど甘かった。川内の舞台は整っていなから、南相馬の場所を借りてまずは限定ランチをやってみようというプロジェクトだったのだね。案内文はちゃんと読め、でございます。

連絡先がよくわかんなくて、お問い合わせのメールアドレスに遅刻する旨の連絡を入れ、進路を北に。川内村の蒸溜所から南相馬市小高の現地まで、きっかり1時間かかった。目的地は古民家を改装した日本酒醸造所の「haccoba」なるところで、住宅地のどまんなかだったから、あいや、場所まちがえたか、これでまちがったら、今日はランチにはありつけないな、と絶望的な感じだったんだけど、場所は正しかった。よかった。

ということで、前置きばっかりたいへん長いのだけど、夏野菜のサラダ、本日のスープ、メインデッシュとご飯のセット。
メインは鶏肉の野菜出汁煮込みか海老のトマトクリーム煮込みに夏野菜のローストが添えられている。二人で行ったので、ひとつずつお願いした。
夏野菜のサラダは、とりたてだから、たぶん都会の人にはすごくおいしかったと思う。ぼくら的には、そんなに珍しくない。スープは、説明してもらったけど、さっぱり覚えていない。覚えているのは、おいしかったということだ。あと味が、ちょっとカレースープみたいだった。なにかのスパイスかな?
メインは、鶏肉のソースが絶品でした。おいしかったのでソースだけご飯で食べたらちょっと濃かったけど、これも確か醤油と赤ワインとなんかという説明だった。基本、フランス料理なんだけど、けっこう日本の味で、それが不思議な感じ。そうそう、ご飯かパンはどちらにしますか? のお決まりの質問はなくて、ご飯一択。このメニューは、ご飯をおいしく食べるためのものなんだそうです。
うちのあたり、米農家が多いからばっかりじゃないだろうけど、米にうるさい人が多い。自分ちで作ったお米じゃなくて、買ってきたりもしてるんだけど、お呼ばれしてお米をいただくと(お米をいただくことはそんなに多くないけど)たいへんにうまい。ぼくは米のうまさは水じゃないかと思ってるんだけど、みんなはやっぱり米粒だというね。今うちで食べてるのはもらっちゃった古いお米で、精米してなんとか食べているという感じであんまりおいしくないんだけど、それでもふつうの外食ライスくらいには食べられている。水か米粒かについては、またじっくり研究してみたいと思います(棚上げ)。
お飲み物はオプション。500円のコーヒーは正直高いなと思ったけど、頼んでみました。ブルンジ産というのに惹かれてしまったというのもある。ブルンジにはキャメルトロフィーで行ったことがあるんだけど、ぼくらが行った数年後(もしかしたら翌年)にクーデターがあって、時の政府要人はけっこう根こそぎ粛正されちゃった。キャメルトロフィーの式典にやってきて挨拶したなんとか大臣も殺されちゃったかなぁと思いをはせたもんです。
コーヒーは紙コップで出てきて、ちょっと残念な気がしたけど、いやいやこれが、器でごまかされることなくて、こりゃうまいと思った。一口目も二口目も三口目もおいしいなと思いながら飲んだコーヒーは久々でした。
限定ランチはまだやってるのかな? 間に合わなかったら、2025年春にオープンという川内村での本格開店にご期待くださいだ。(2024年8月)

郡山市安積町「吉野寿司」

にぎり8貫定食1,000円


評判がいいので、行ってみたいと思っていました。おいしい握りが食べたい。お店にはクルマが2台入っている。お店の横のちょっと入れにくいところにスペースがあったのでムリヤリ入れたら、玄関に隣の駐車場の1番から6番までが契約駐車場だよと書いてあった。ちょっとクルマを止めて聞きに行けばいいんだけどね。そういえば、クルマを入れる間、ほんの一瞬待っててくれた対向車線のおじさんが笑ってた気がするけど、あれはたぶん駐車場の存在を知ってるご近所の人だな。
8貫定食は1,000円ぽっきり(税込み)。8貫じゃない握り定食は850円。850円が何貫なのかは、そういえば聞き忘れちゃった。
握りだけ出てくるのかと思ったら、サラダとたぬきうどんがセットだった。これはお得なセットだ。
次はちゃんと隣の駐車場にクルマを止めて、またおじゃまします。(2024年8月)

田村市船引「ガスト」

日替わりランチ620円


なんにもおもしろくないガストでランチです。しかして、吉野家とかでもワンコインでお昼を食べるのがむずかしくなってきている昨今、スープもついてこのお値段でお昼が食べられるのは貴重。なにを隠そう、クルマで40分かかるこのガストは、ぼくんちの一番近いファミリーレストランなのだ。ちょっと近所の自動車屋さん(親方は市長さんやってる)に用事があってついでにご飯を食べようと思ったんだけど、思いつくところがなかったので、お安いところを選んでみました。
おいしいとかなんとかという問題より、平日の昼間は子ども連れのお母さんで大にぎわいという問題がある。しかしなんなら、ぼくの場合、雑念は自分の中にたっぷりあるので、世間がざわざわしていたほうが仕事がはかどるのだ。
おもちゃ買ってくれだの、床でねっ転がると汚いだの、母も子どももどっちもうるさい。前に来たとき、母親に放牧されて遊び回る子どもを店員さんがうまくコントロールしていて感心。お店もたいへんだなぁと思ったけど、考えてみたら620円ぽっちで仕事していこうなんて客より、デザートのパフェまで食べて騒ぐだけ騒いでいなくなる家族連れの方が、客単価は高いかもしれない。
そんで仕事の方は、子どもたちが帰っちゃって静かになっちゃったのと、ネットの接続がいまいちで、やりかけたネット仕事がうまく動かなくなったんで、そうそうに出てきちゃいましたとさ。(2024年8月)

田村市船引「レストランMOC」

ポークカツレツセット1,380円


中途半端にお昼をすぎた遅い時間にご飯を食べなくちゃいけなくなったのでこちらに。お昼から夜まで、通しでやってくれているので心強いです。
メニューをよく見て選んだつもりだけど、いつものメニューに落ち着いてしまっている気がする。またこれかよ、と思うけど、選んでるときは今日はどれにしようかなと思いながら決めてるんだよなぁ。
このお店、バリバリ伝説が揃っているので、ゆっくり読書させてもらってもいいかも。ぼくは島耕作を読んでしまいましたとさ。(2024年8月)

飯舘村「やまぼうし」

チャーハン600円+うどん400円


きこりは飯舘村の宿泊体験施設。お風呂の入口の休憩スペースみたいなところでご飯が食べられます。お風呂に入らない人でも利用可能。ラーメン、カレー、チャーハン、うどん、そば、おにぎりがメニュー。一推しはおにぎり。村の人は、おにぎりをおいしく握ります。うどんも腰があってなかなかでした。チャーハンは、香辛料が混ざってない感じで、食べるたびに味がちがっておもしろかった。わざわざここにご飯を食べに行くところじゃないけど、お風呂にいくついでに軽く食べるには充分なお味でした。ただしちなみに、ラーメンはぼくの口には合わなかった。ぼくの口が曲がっているのかもしれないけどね。(2024年8月)

西郷村「フォーチュン・ブランチ・カフェ」

カフェのランチ1,200円


まだいったことがないお店があるのを発見して、行ってみた。西郷村は村のくせに新幹線の新白河駅、東北自動車道の白河インターを持つ自治体だけど、西の外れは会津の入口だし那須の山々にもつながる。このお店は、インターなどのある町の中の西郷村と山につながるリゾートととの中間あたりにある。

12時半頃に行ったら、一時休憩中で、ちょっと待たせるけどいいかといわれた。ランチの時間に休憩があるのかと思ったけど、お料理かなんかの在庫がつきちゃったのかな? それなり山の中に着てしまったから、今から別のお店に向かっても時間がかかるし、そのまま待たせてもらうことにした。メニューには、ランチの時間は10時半から16時までとある。こんなに長くランチを提供していたら、途中で品切れにもなるかもしれない。

チキンの煮込みのランチと、ランチ200円引きのデザートをいただきました。(2024年8月)

小野町「チルコロ・イル・ピッコロ・カンポ」

本日のパスタ1,210円(スープ・サラダ・パン・ドリンク・ミニアイス付)
揚げ茄子のアマトリチャーナ

いまや小野町の町外れという感じだけど、こっちのほうが磐越東線小野新町駅に近くて、繁華街だった時代もあるんじゃないかしら? その町外れにある、小さなイタリア料理店。ほとんどランチのパスタとピザでお世話になってますが、一度、村を離れる人の送別会するのに、夜のコースをお願いしたこともある(その時はお店はここじゃなかった)。ピザ窯もあるし、お店の前には薪が積み上げてあります。
パスタのセットはスープもサラダもオシャレでおいしいので、楽しい食事ができる。でもやっぱりパスタがおいしい。本棚にずらりと並んだ背表紙を見ても、イタリア大好きな漢字が伝わってくる。そういう思いがパスタにも伝わってる。

メニュー見てたら、パスタのダブルサイズオプションは+290円、グラスワイン330円なんてのも魅力。マルゲリータのピザ700円にセット550円も悪くないと思われます。ミニアイスとあるけど、ぜんぜんミニじゃない。ごちそうさまでした。(2024年7月)

田村市船引「ラーメンショップ船引店」

ネギみそラーメンと餃子1,050円


ラーメンと餃子が食べたくなって、船引までひとっ走り。お得な感じのネギみそラーメンセットはネギみそラーメンと餃子とご飯とお新香で1,150円。ばらばらにネギみそラーメンと餃子を頼むと1,150円。でもご飯はほしくなかったの。
ラーメンショップのラーメンは、時々むしょうに食べたくなる。知らないラーメン屋さんに飛び込むのは何が出てくるのかわかんなくてこわいけど、ラーメンショップはある程度想像がつく。しかもそのうえで、お店によって微妙にちがうところがあるので、安定と変化を同時に楽しむことができる。なーんて、そんな哲学をしながら食べるもんでも内のが、ラーメンショップの気軽さだ。(2024年7月)

田村市船引「慶慶飯店」

酢豚定食1,080円


酢豚が食べたいと船引まで飛んでいった。このお店で初めて食べたときはなんでもおいしくて感激したもんだけど、最近、慣れてきちゃって、そういうもんだと思えてしまう。おいしいんだけど、自分の中で感嘆符がつかなくなってしまった。メニューは豊富だから、牛丼屋に牛丼食べに行くのとはちがう。慶慶麺(あんかけ)が食べたいときもシンプルに餃子定食が食べたいときもあって、今日は酢豚定食の日だったのだ。PayPayが使えます。そういえば震災直後はレジのところに空間線量計が置いてあったけど、さすがに姿を消した。ここのご飯は、お葬式に行っていただくこともあるし、イベントでお弁当としてお願いすることもある。なにかとお世話になっているのでした。(2024年7月)

田村市船引「わたや」

俺の好きなやつ¥800

なかなかすごいラーメンに出会った。
先月「月・天」に行ったとき、カウンターにここんちのカードが置いてあって、行ってみてといわれたので行かなきゃいかんと思ってた(強制はされてないけど)。一度行ったら定休日だったりして、ようやくたどりつけた。
「辛いのが好きな人しか食べないラーメン」とか、メニューがなかなかとがってる。どんなもんが出てくるのかおっかない感じもするから、こりゃ一番主張してるっぽい、俺が好きなやつ、てなやつにしてみた。なにが出てくるのか、さっぱりわからない。どんなのですかと聞いても良かったけど、味噌ラーメン頼んだって好みの右側が出てくるか左側が出てくるかさっぱりわからないから、運を天にまかせた。
出てきたのはこんなので、まずは山になったもやしが目を引く。麺はどこにあるのか見えない。「良かったらお好みで刻みニンニクをどうぞ」といわれたので、ひとつかみ入れてみる。
たぬきうどんみたいなトッピングは、味付背脂だった。お店に貼られている「俺の好きなやつ」の説明書きによると
①麺はコシのある極太麺②しょうゆスープ③大量のゆでもやし④味付背脂⑤煮豚チャーシュー⑥上はもやしでいっぱいなのでしっかり天地返し!☆ニンニクを入れてさらにおいしく※背脂を減らしたり、味をこいめにしたりできます。※どちらかというとラーメンでなく麺料理デス
ということでした。背脂とチャーシューが絶品だったけど、背脂を全部食うとちょっと脂過多。チャーシューは焦げた感じがすごくおいしい。極太麺もえらくコシがあって素晴らしかった。でも全体的に、おじいさんが食べるものじゃないと思う。背脂減らしてもらったらなんとかなるかもしれない。
ここは以前はぎょうざがおいしいラーメン屋さんだったんだけど(2020年6月に行った「とみや」さん)、あのお店はどこへ行っちゃったかな? お店の写真を見比べてみると、おんなじ店舗だというのが一目瞭然。確か、とみやさんの前というのもあったはずなんだけど、そこは行ってないし、ぼくにはわかんない。
メニューによってぜんぜん味わいがちがいそうだから、もうちょっと通おうかな。(2024年7月)

西郷村「滋味菜館」

日替りランチ(鶏ムネ肉の特製ソースかけ)¥1,000


ふつうの食堂みたいな店構えだけど、ちゃんとした中華料理が味わえるお店。今回は悩んだ末に日替りのランチにしたんだけど、西郷村の山椒を使った料理がピリッとおいしくてオススメ。鶏にかけられたソースもおいしかったけど、ザーサイとか味噌のかかったズッキーニとか、小皿のひとつひとつがおいしい。今回はなんとなくでかけてしまったけど、次は麻婆炒麺あたりを食べる気満々でたずねようと思いましたまる。(2024年7月)

須賀川市「下町潤虎食堂ツムラ屋」

コンビ定食(ひき肉入りクリームコロッケ+ポークネギ塩焼き)¥1,000

なんか楽しそうな食堂があったので、行ってみた。行ったのは夕方だったけど、お昼も夜も、メニューはおんなじみたいだ。定食はみそ汁・サラダ・小鉢3品付。小鉢3つというのが素晴らしい。味はそれなりに外食風だけど、家庭料理感があってよろしいではないかいな。大食漢には少なめかもしれないけど、ご飯お代わり一杯、大盛り無料とのこと。(2024年7月)

お店にはオートバイが止まってる。ご主人の通勤バイクかしら? よく見たら、ロイヤルエンフィールドだった。現行モデルみたいだけど、大昔の風情のまんま。ちょっと調べたら、70万円とか80万円で買えるんですね。トライアルバイクの高騰を、こういう時代だからしかたがないと納得していたけど、こういうお値段で売ってる輸入車もあるんだなぁと知らされました。故障も多いって話だけど、このマシンは無事に走っているのかな?

郡山市「牛豊 八山田店」

福島牛カルビランチ¥1,690


農協がやってる、福島牛のアンテナショップみたいな焼き肉屋さん。高級福島牛もあるけど、ランチの割引券をもらったので行ってみました。日替わりランチだと1,200円でご飯・サラダ・スープ・小鉢付なので、そんなに高くない。お値段の張る高級焼き肉店と脅されていたけど、おいしそうなものに目がくらんでめったやたらに注文しなければ大丈夫そう。正直、腹いっぱいもう食えないという感じじゃないけど、これなら牛角¥500ランチでも悪くないかなと思ったら、いまや牛角はそんなランチやってないんじゃないか。ということで、高級牛のランチを食べに行ったつもりだったけど、意外やリーズナブルなランチを食べに行った、ということになるのかもしれない。
麓山高原豚生姜焼きランチ¥990とかもお値打ち。LINE友だちになったので、クーポンが送られてくるらしい。そしたら、また行こうかな。

小野町「オリーブ」

ハンバーグ&チキン照り焼きランチ¥1,200(ライス・みそ汁・サラダ・ドリンク・デザート付)


以前はビッグコミックを読みにいくという不埒な理由で通っていたのですが、最近マンガが置かれなくなっちゃってここばっかりではなくなったのですけど、それでもランチ巡りには欠かせないお店です。本日のデザートはアイスクリームでした。Wi-Fiがあるので、ついお仕事してしまいました。ほんとはコーヒー飲みながら、ゆっくり本など読みたいです。最近はどこも値上げがふつうですけど、ここは以前と値段がいっしょではないかと思われます。(2024年7月)

船引町「鮨やすけ」

海鮮ちらし¥1,300


お寿司屋さんなのに、とんかつが人気のお店。ランチの時間もとんかつ定食を頼む人がけっこう多い。こんな奥まった見つけられそうにないお店なのに、よくお客さんが来るなぁと感心するけど、田村市役所が近いのと、やっぱりおいしいからでしょう。お寿司屋さんなのに、にぎりはやってない。とんかつが人気なんでお寿司をやめちゃったわけじゃなくて、ご主人が何年か前に病気をして、右手でぎゅっと握る力が入らなくなっちゃったんだそうだ。それでも味は落ちていないから、いつの日かにぎりも復活するものだと信じて、ときどきおじゃまさせてもらっています。お値段は若干上がったけど、それはまぁ、しかたがない(2024年6月)

小野町「小紋」

天丼ミニうどんセット¥900

田村郡小野町小紋のうどんと天丼のセット


うどん屋さんなんだけど、おばちゃんのご自宅みたいな感じです。小野町地方綜合病院から100mくらい。のれんが出ていたのでのぞいたけど誰もいないからあきらめたという経験が2度くらいあって、3度目くらいにようやくお店に上がることができました。誰もいないように見えてもあきらめないで、大きな声で「こんにちはー」と叫ぶのが正しい。家庭の味そのものという感じで、うどんも天丼も絶妙に薄味。いい感じです。ただし天丼だけ頼んだ時には、ちょっと物足りないというか、途中で飽きちゃった感じがありました。なのでそれからはこのセット一択になっていますけど、次は豚みそ丼とか頼んでみようかな。いなり寿司と海苔巻きのセット¥200ってのもすごい。ごちそうさまでしたというと、大丈夫でしたか? 足りましたか? と親切な親戚のおばちゃんとのやりとりみたいな会話でお食事の時時間が完了します。(2024年6月)

葛尾村「石井食堂」

チャーハン¥800

葛尾村石井食堂のチャーハン


葛尾村は、飲食店の少ないところ。思いつくところ、今現在は丘の上の嵐が丘とせせらぎ荘のうどん・おにぎりくらいしかない。石井食堂は、昔っから(少なくとも震災前から)やっている名物食堂。名物ぶりは、その大盛ぶり。石井食堂の大盛について語るのは、日本人が日本語をしゃべってると言うくらい、だからなんだよ、という話だ。どれもこれも大盛なんだけど、中でもチャーハンは気前がいい。「最近は盛りがへったな」と、昔っからここを知る人は言う。今は息子たちがやっていて、当時はオヤジだった。オヤジの頃は気分でご飯をなべに入れていたから、3合だったり4合だったり気分次第だったんだという。でもぼくがここのチャーハンが好きなのは、量が多いということじゃなくて、おいしいからだ。当然食べきれないけど(大盛を完食してる人を目撃した時にはびっくりした)お持ち帰りができるので、残さず持ち帰らせていただく。そして、ランチで石井食堂へ行ったらその晩にもう一度チャーハンを食べ、翌朝にさらにチャーハンを食べることができるんであった(それでも余る場合がある)。(2024年6月)

矢吹町「キッチンカロリー」

カロリーランチ¥900(ソフトドリンク付・ランチのみなら¥700)

キッチンカロリーのカロリーランチ


衣をつけたポークソテーとハンバーグの盛り合わせのランチ。すごくおいしいというファンは多いけど、絶品の味というより、そのかわいいたたずまいのお店っぷりが好き。うちからわざわざでかけていって食べることはしないけど(そういうふうにランチを食べたことは、そういえばほとんどない。たいてい、用事のついでにいただいている)、ちょうどお昼くらいの時間にここを通過する用事ができると、大喜びで寄らせてもらうというくらいのお気に入り。ご飯とサラダの乗ったメインディッシュとみそ汁(福島県の洋食屋さんでは、スープではなくみそ汁が定番らしい。いまのところ定番を外れたお店には出会えていない)という洋食屋さんらしいメニューだけど、衣をつけたポークソテー(とんかつとはちがうのか。ちがうんだろうな、やっぱり)もおいしかったしソースもおいしい。イスに座る席は10人もお客さんが来ればいっぱいになっちゃうけど、奥にはお座敷みたいなのもあるらしい。ここへいくのはたいていひとりだし、ぼくはまだお座敷で食べたことないけど、イスに座ったほうが、洋食屋さんらしい気分が味わえると思っている。(2024年6月)

船引町「月・天」

本日のランチ・スパイシーチキンソテー¥1,500
発酵フルーツヨーグルト・みそ汁付


船引の舘柄前交差点をちょっとだけ北上すると、トレーラーハウスのお店があります。回転したばっかりだと思ってたけど、オープンは2022年5月で、もう2年もやってるんでした。食材は農家からの直に仕入れているということで、野菜のおいしさは別格。農家直送とか売りにしてるのはあんまり信じないことにしてるんだけど、おいしいタイミングで収穫したもののうまみをそこなわないようにお皿にのっければ、それでぜいたくなごちそうになる。お料理してくれているママさんはお話好き。たいくつなときにトレーラーハウスを上がっていけば、きっと楽しくなれる。夜9時まで営業ということで、お昼からお酒の時間までいすわるのも楽しそうだけど、お酒飲んじゃったら帰れないなぁ。(2024年6月)

川内村「三七三」

ネギ味噌ラーメン¥750

三七三のネギ味噌ラーメン


安定の三七三。そんなにうまいのかといわれると自信はないんだけど、ぼくにとっては川内村のソウルフードみたいになっている。震災前からやっているラーメン屋さんはここ一軒で(村の施設であるいわなの郷とかわうちの湯の食堂と、おそばの天山は震災前からやっているけど、他に何軒かあったお店はみんななくなった。震災後に始まって、すでになくなってしまったお店もある)、三七三のラーメンを食べることが復興なんじゃないか、みたいに思っていたこともあったので、そんな気持ちの確認作業でもあるのかもしれない。あとは、ぼくにとって川内村は、あんまり縁がないところだっていう理由もある。なんのこっちゃと思われるかもしれないけど、あんまり村の中心地に行く必要がないんだよね。ここは平日のお昼(11時〜13時)にしかやってないから、その時間に村にでかけるチャンスがなかなかない。なのでそんなチャンスがあると、つい行ってしまうのだった。この日は、確かガソリンスタンドに用があって、ついでに寄ったのだった。(2024年5月)

飯舘村「軽食堂やまぼうし」

醤油ラーメン¥600と梅おにぎり¥150


飯舘村の宿泊体験館きこりには、以前は食堂があったのですが、震災前にほんの何度かしか行ったことがないので、食堂のことは覚えてない。原発事故でしばらく避難が続いて、きこりそのものが営業をやめていて、きこりが復活してお風呂に入れるようになって泊まれるようになっても、食事はとれないままだった。それが今度、お風呂の休憩室を利用しての軽食堂がオープンしたので、ちょっと寄ってみた。ラーメン、うどん、そば、チャーハン、カレー、おにぎりがメニュー。おにぎりの塩加減が絶妙で、おいしかった。25分間で1,000円也の、イオラという岩盤浴がなかなかオススメ。(2024年5月)

小野町「フライパン」

日替りランチ(ポークピカタとサーモンのフライ)¥900


ここんちは、しっかりしたお料理を食べさせてくれる。ボリュームはそんなにたっぷりじゃないから、ガテン系のみなさんにはお呼びでないかもしれない。一品料理のメニューもそそられるものはあるけど、ランチはスープ・サラダ・デザートがついて900円、ドリンク付で1,000円と格安なので、ついつい日替わりランチをお願いしてしまうのであった。正直、サーモンのフライは大好物ではないんだけど、こんなふうにセットになっていると、ふだん頼まないものを食べられるという非日常のおまけもある。
営業中の自己主張が密やかすぎて、やってるのかどうか悩むことがある。奥に自動車が止まっている時はお店のご夫婦が出勤している証なんだと思うけど、駐車場にクルマが1台も止まっていないと、やってないのかなぁと素通りしてしまうことが何度かあった。今後は気をつけよう。(2024年5月)

船引町「レストランMOC」

ハンバーグランチ¥1,580

レストランMOCのハンバーグランチ


いつもポークカツレツを食べている疑惑があるので、ここではあんまり食べたことがないハンバーグにしてみた。出づくり、作り置きはしないとメニューに書いてあって、だから待っててね、ということなんだけど、そんなに待たされた感じはしない。遅いぞと言われたことがあるのかな? そういう人のためには、すき家があるのに(吉野家や松屋は界隈にはありません)。スープもソースもできあい感がなくておいしいけど、ここの味はちょっと濃いめ。今回はいつもよりちょっと塩っ辛かった気もするけど、ぼくの体調が塩気を欲してなかったからかもしれない。(2024年5月)

川内村「三七三」

カツ丼¥900(だったかな?)

三七三のカツ丼


三七三はラーメン屋さんだけど、以前は釜飯もやっていた。残念ながら釜飯はいただいたことがない。ここのラーメンがお好みに合っているので、いつでもラーメン。でも釜飯みたいに食べられなくなっちゃうこともあるかもしれないし、カツ丼食べてみました。
ふつうに、たいへんおいしゅうございました。でも考えてみると、カツ丼って肉が高いとか揚げ方がうまいとか多少幅があっても、だいたいはずれないものかもしれないね。
このお店には、お隣に宴会場があって、昔々は宴会もやってたらしい。ラーメン宴会じゃなくて、釜飯宴会だったんだと思う。ちなみに三七三はみなみと読む。村のほぼ真ん中、なんなら北にあるのにみなみとはいかにと思いきや、これは住所なんだそうだ。平日の11時〜13時のみ営業につき、おいそれとは食べられない。(2024年5月)

川内村「ダブルハピネスかわうち」

馬刺し定食(お値段失念しました。¥1,000くらいだったのではないかと)


川内村の商業施設YO-TASHI内にある食堂。震災後、帰村の障害となる買い物施設がないという声に応えてできた施設だけど、イオンができるのかヨークベニマルができるのかと見ていたら、この施設に入ったのはコンビニのファミリーマートだった。紆余曲折があったものと思われる。当時、ご飯が食べられるところも村内にはなかったから、食堂ができるのも重要事項だった。今のダブルハピネスさんは長続きしているけど、ここまで2軒が開店して、ほぼあっという間にいなくなってしまった。これも紆余曲折があったものと思われる。むずかしいよねー。さてこのお店、当初は汁なし担々麺のお店ということでオープンしたんだけど、いまやメニューが豊富で、なにを食べようか、いつも悩む。あれを食べよう、と決めてかかってでかけていくやり方が通用しないので、そのつどなにを食べるか悩み、想定外のものをいただくのがお楽しみになっている。意外なおいしさに出会うのは、楽しい。(2024年4月)

小野町「キッチンフライパン」

日替りランチ¥900
ハンバーグステーキとシーフードのミックスフライ
スープ・デザート・ライス付(ドリンク付¥1,000)

小野町のキッチンフライパンの日替わりランチ


ランチに行ったお店を記録していると、ここはけっこう頻度が高いってことがわかる。家からそんなに遠くなくておいしいってのはもちろんだけど、ランチとはまったく別の目的で月に1度は小野に行く用事があるということがあるってのが大きな理由で、船引より小野方面の方が立ち寄ることが多い気がする。日替わりランチのメニューは問答無用だから、ときどき今日はこういう気分じゃないんだけどなぁということもあるんだけど、よっぽどじゃなければ日替わりにしてる。これじゃない気分というのも、食わず嫌いってことはあるし、いまんところ、はずれはないです。(2024年4月)

船引町「レストラン MOC(モック)」

ポークステーキ¥1,100+ポタージュスープ・サラダ¥350円


振り返ると、ぼくはここへくると、いつもポークカツレツを頼んでいるらしい。このカツレツのソースがおいしいのだけど、たまにはちがうものと思ってポークステーキにしてみた。からだにいいの悪いのいろんなご意見があるのは承知しているけど、ぼくは豚の脂が大好き。ニンニクは効いていますが、豚肉そのものの味が楽しめます。このお店はランチの時間が終わってもお店を閉めません。コーヒー飲んだりケーキ食べたりして(仕事しながら)長居してみようかなと思ったりしますが、実現には至っていません。仕事するにはWi-Fiがないという問題があるんだけど、そんならゆっくり本でも読めばいいと思うんだけど、気持ちの余裕がないんだね。残念なり。(2024年3月)

郡山市中町(ホテルアネックス1F)「casual dining spoon」

お魚ランチ(本日のランチ)¥1,452(ブイヤベース・グラタン仕立て)


新幹線で帰ってきて、郡山駅を降りたあたりでちょうどお昼になりました。駅を出なくてもご飯を食べるところはあるけれど、雨も上がったし、ちょっと歩いて初めてのお店の探検に出ました。見つけたここは、ホテルに入っているレストランでもあり、ちょっとぜいたく。といっても、いろんなもののお値段が高くなっているから、外で一食食べて1,000円ちょっとというのは、もはやぜんぜん高くないと思います(もちろん自分のお財布には厳しい)。
スープ、サラダ、メイン、そしてドリンク。どれもきっちりしたお料理で、幸せな時間をすごせました。駅から歩いて5分くらいですから、乗り換えのときとかでも立ち寄れそう。(2024年3月)

いわき市小島町「西洋厨房ぷらたなす」

日替わりランチ(チキンのガーリック焼き)¥1,188(スープ・サラダ付)


ふらっと立ち寄ったことがあって、おしゃれな雰囲気が印象に残っていました。お店の名前も場所も忘れてしまって、ここかなぁとあたりをつけて行ってみました(けっこう探した)。大通りから一本入った、住宅街の中にあります。無事に行けてよかった。リーズナブルな日替わりを頼んで大満足でしたけど、次は勇気を出して、もうちょっとお値段の張るものをお願いしてみようかなと思いました。(2024年3月)

葛尾村「嵐が丘」

今週のランチ(とろろ膳)¥1,300


葛尾村の山の中にあるおしゃれな空間でランチ。山の中だけど「丘」というのがぴったりのロケーション。なんと不便なところで開業したもんだなぁと思うけど、イタリアの世界選手権に出かけていって、イタリアのジャーナリスト仲間に「今日はみんなで飯を食いに行こう」と誘われてでかけていくお店は、たいていこんな山奥だった。ヨーロッパに不慣れなポンニチとしては、スペイン人のカメラマン仲間といっしょに行くことにしたんだけど、そのスペイン人たちも「ほんとにこんな山ん中にレストランがあるのかよ?」と心配していた。あるんだなぁ。イタリアの(フランスもスペインもそうなのかもしれないけど)レストランは、こういうところにあるのが粋らしい。


連れてってくれたのが葛尾村の元気おばさんで、その人の好き嫌いで本日のランチメニューが決定したということでした。食後のコーヒーはお好きなカップでどうぞ、と言われたんだけど、食事のメニューは「ランチ」一択なのに、コーヒーカップがありすぎて困ってしまう。
写真撮影禁止なんだけど、ぼくらだけだったので撮らせていただきました。ステキなお店だなぁとあちこち歩き回ったりして、他のお客様がいらしたら、不愉快な客ぶりだわ(他のお客さんがいたらおとなしくしてます、たぶん)。
葛尾村の食事といえば、つい石井食堂へ行ってしまうし、水曜日から土曜日までしかやってないというし(要確認)同じような選択肢とはいえないけど、石井食堂と嵐が丘があれば、すっと食べたいとき(石井食堂、量的にはすっと食べられないことの方が圧倒的に多いけど)も落ち着いてお食事したいときもばっちりだわと思う。(2024年3月)

小野町「栄来飯店」

しょうが焼定食¥1,050


川沿いのなかなか目立たない立地ですが、お昼時のお客さんはそこそこいらっしゃった。みそ汁は中華風で新鮮でした。ご飯と漬けものとメインのお皿は、派手なアピール点はないし、ふつうっていえばふつうだれど、なかなかおいしゅうございました。
グーグルのレビューとか見ると、無愛想な対応が酷評だけど、そう思って出かけていくと、これが味なのかもと思えちゃったりして、酷評した人のことが逆にかわいそうになったりします笑。
週に1回行くかどうかの外食ランチですが、それでも田舎のこのあたりでは全制覇してしまった感が出てしまうので、そういうときの切り札って感じかしら。(2024年3月)

双葉郡川内村「三七三」

ネギ味噌ラーメン750円


このお店は登場頻度が高い。震災前からやっているお店はほとんどなくなってしまって、そういう点でここは貴重。そしてなにを食べたか記録していると、ここでは塩ばっかり食べていて、自分が醤油ラーメンが好きではないのではないかという仮説も出てきた。塩が多いのは、加齢とともに、あっさりした味つけが好みになってきたということかもしれない。でも、いつも塩ばっかりではなぁと、たまには味噌を頼んでみたら、これがおいしかった。自分の好きなもの食べてれば幸せだけど、ときどきちがうもの食べると、なにかしら発見があるやもしれないな、という発見でした。醤油を頼む前に、しばらくネギ味噌にはまるかも。(2024年3月)

小野町「キッチンフライパン」

本日の日替わりランチ(チキンのトマトソース煮とサーモンのムニエル・バジルソース。デザート付)¥900


こうやってランチ三昧を並べてみると、それでも物価が安いと思われるこの界隈でも、このお店のリーズナブルさ加減は格別だとあらためて思う。ランチ900円、ドリンク付きでも1,000円でございますよ、奥さま。
ぼく的には安定の洋食屋さん。しっかりしたお料理をいただけるなという印象です。申し訳ないことにほとんど日替わりのランチばかりいただいているのですけど、大好物もそれほどでもないものも、食わず嫌いのものもあったりして、毎回いろんなメニューを楽しませていただいてます。(2024年2月)

川内村「Café Amazon」

グリーンカレー1,200円(コーヒーのセット1,500円)


川内村に場違いに(笑)おしゃれなカフェ。テーブルにはそれぞれひとつおもちゃが置いてありました。おしゃれすぎて、イナカモノにはなかなか行きにくいのですけど、よそから来られた方には人気のようです。カレーもおしゃれです。(2024年2月)

小野町「あいどる」

チャンポン900円

このお店はなかなかあなどれない。というかてごわい。いやまぁ、ふつうのラーメン屋さんというか中華屋さんというか、もしかしたら喫茶店かもしれないし、飲み屋さんかもしれない。そんなにびっくりするシステムではないんだけど、なんだろうね。
頼んだのはチャンポンですけど、どうも想像していたちゃんぽんとはちがう。まぁでもいろんなものが混ざっている、という意味では、チャンポンなのかもしれない。
こういうお店、昔はもっと多かったと思うんだけど、常連さんが朝からかけつけていて、一見さんが来ると、けっして敵対視なんかしないの。てんでフレンドリーなんだけど、なんなら声かけられて仲間にされるような、そんな感じのお店。いや、そんなことはされてないですよ。そういう雰囲気、ということです。
まぁ、食べてみなんしょ。(2024年2月)

郡山市富田「星乃珈琲店郡山店」

洋食屋さんのオムライス830円(ドリンク付1,180円)


遅めのランチをとることになったんですが、おいしい珈琲が飲みたいという人がいてこちらに。
メニューを見てたら、そっけないくらいオムライス然としたオムライスが目に付いてしまってがまんができなくなりました。オムライスは2種類あって、デミグラスソースのやつもあります。デミグラスソースは好きなんだけど、ぼくはオムライスはケチャップ一択です。
ネットをざっと見てみたら、星乃珈琲のオムライスはお店によってお値段がちがうようで、単品830円/セット1,180円は安い部類になるようでした。
珈琲が飲みたかった連れは珈琲がおいしいと大喜びでしたが、ぼくは素朴なオムライスが食べられて大喜びでした。福島には郡山店しかないんですね。お店の作りは、ちょっとせせこまい感じがしました。ご飯食べて珈琲飲むだけならこれで充分ですが。
キャッシュレスの支払いがうまくいかなかったら、お兄さんが親切に対応してくれました。(2024年1月)

西郷村米「彩華」

チューシューワンタンメン1,280円


「にしごうむらこめ」ではなくて「にしごうむらよね」だそうですけど、白河ラーメンを満喫したい熱心なラーメンファンと出かけてきました。太っ腹なスポンサーさまがいたので、一番高い(笑)やつを。
丼を埋め尽くしたチャーシューが圧巻。チャーシューを食べ進んでも、次はワンタンが守りを固めていて、なかなか麺にたどりつきません。
麺はもちろんのちぢれ麺。醤油味のスープがなんとも奥深い味わいでした。
ぼくは知らなかったけど、元祖白河ラーメンのとら食堂直系のお店だそうで、12時ちょっと前に滑り込んで順番待ち3組。待ち時間はわずかでしたけど、油断のできない名店です。(2024年1月)

川俣町「手しごと厨房キッチンパパ」

和風ハンバーグ定食990円


お店の入り口にはでっかくネギラーメンの看板が出ているのですが、ハンバーグがおいしいという情報があったので、ハンバーグばっかり食べてる気がしないでもなかったですが、ハンバーグをお願いしました。
鉄板にのせられたハンバーグは付け合わせも彩りがあって、楽しそうです。出てきたとき、スープかみそ汁(福島のランチでスープがついてるところってほとんどない。たいていみそ汁ですね)があったらよかったのにと一瞬思いましたが、鉄板の野菜を食べ始めたら、なくてもいいかとなりました。ソースの味、鉄の香り、野菜やハンバーグのおいしさと、いろんな楽しみ方ができました。
カレーセットだと1,020円、これもお得だったかもしれませんけど、カレーはカレーとして食べたい主義です。こっち方面を通るときは、ランチ時間に通りかかるようにしようと思いました。(2024年1月)

小野町「フルフル」

ハンバーグ定食1,350円


小野町でもこのへんは町外れなので、通りすがりに入ってみる感じではないと思いますが、ぼくには大事なランチ処の一軒になりました。
ランチにはプレートメニューがあってリーズナブルですが、今日はランチでないハンバーグ定食にしてみました。300円お高いのだけど、どんなものやら楽しみでした。
プレートメニューはお皿の上にあれやこれやと載っていてにぎやかですが、こちらのお皿にはハンバーグだけが堂々と鎮座しています。
サラダもごぼうニンジンもシンプルですが、おいしい。コーンはハンバーグのお皿に移して、メインのお皿に彩りを加えたりしました。おみそ汁のおいしさはなかなか絶品でした。
メインのハンバーグのおいしさはすでに承知のすけだったのですが、もちろんおいしゅうございました。とびきりおいしいというか、安定のおいしさです。ソースがおいしいので、ぺろりと食べてしまいました。ご飯は小さめのお椀に大盛なので、ランチ標準のライスよりちょっと多いかな、という感じ。箸さばきがへたくそだから、もう少し大きなお椀に入れてもらったほうが、こぼしたらかっこ悪いなぁなんて神経を使わないで済むかなと、不器用者の愚痴でした。
ごちそうさまでした。お隣のカレーの香りがおいしそうで、次はカレーかなと思いました。(2024年1月)

郡山市「レストラン画廊」

本日のランチ
ハンバーグステーキ・トマトソース900円

南東北病院のご近所。病院からも歩いていける。5分じゃ行かないかな? 10分はかからない。ぼくじゃないけど、定期検査で年に1度か2度来院するときに、ここに来るのがちょっと楽しみ。
画廊という店名はどういう由来なのか。お店に入ると、なんとなく画廊に入った感じがするから、真実を知らなくてもそれでいいかと思ってる。屋根裏には、飾ってない絵画がまだいっぱい並んでいそうな、そんな雰囲気。
お食事もちゃんとおいしい。たまーにしか行かないので、まだいただいていないメニューもあるから、病院関係なしでも、また行きたい。(2024年1月)