暑さ・台風・大雨なんかには負けないぞ。でもとりあえず大岩には登ってみたい。

キャメルトロフィーとペリカンケース

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うちにあるペリカンケース。たぶんひとつ5万円では買えない高級品だけど、もう何年も家の外に放置されている。中には少し大事なものが入っていたりするんだけど、しばらく開けてなくて、なにが入っていたのかもあんまり覚えていない。

わかる人はわかる。これはキャメルトロフィーで支給されたやつ。左がもらったときの状態ほぼそのままで、右は長崎のラビリンスラリーのステッカーが貼ってある。その下にCONVOYという文字が見えるけど、これはキャメルトロフィーのコンボイ参加者の荷物であるという証のステッカーだと思う。

キャメルトロフィーは20カ国くらいの参加があって、各国1台ずつ参加車両がいて、それにオフィシャルやサポートがやっぱり20台くらい。全部で40台くらいが列をなして進んでいく。それをコンボイというんだね。日本車には日本人が4人乗ってて、前に乗る二人が参加者で選考を受けてきた人。後ろに乗る二人はキャメルトロフィー日本事務局から依頼されたりして乗ってるジャーナリストだったりテレビクルー。

私物はこのペリカンふたつに全部入れて、屋根の上に積んである。そういえば、一度道から落ちて横転したことがあるけど、ケースと中身は大丈夫だった(と思う)。

水に濡れても大丈夫。だからパンツに包んでスペアのカメラも入れておいた。

キャメルトロフィーのコンボイには3回乗って、ケースはそのつど支給されるから、全部で6つ持っててもおかしくないんだけど、JFWDAのみなさんが「ぼく、そのケースほしいの、おまえはいっぱい持ってるから、新しくもらったのはぼくにちょうだい」というので、4つは誰かのところに行きました。ぼくが持ってるのは、最初に行ったときのものなんだと思う。いや、ロゴの文字が緑色だから、それ以後のやつかな? この頃キャメルトロフィーも迷走していて、最終的には緑色の文字になったんだよね。まぁいいや。ぼくの最初のコンボイは1992年ガイアナ。ブラジルのマナウスから大西洋に面したジョージタウンまで走ったやつ。36年前だって。こんな長持ちするケース、なかなかない。もったいないと思いつつ、使うチャンスがない。

YouTubeにあったのは、1996年カリマンタン(インドネシア・ボルネオ島)の映像。1分30秒くらいに現れる注意書きはぼくが書いたものだ。残念ながら、卵は誰かにヒットされて飛び散った。