雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

全日本トライアル@ファイル2008・R2九州

全日本R2九州
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全日本トライアル@ファイル2008・R2九州 (2008/07/07)
2008年、全日本選手権第2戦は昨年同様、九州の鹿児島での開催となった。九州にあっても南のはずれで、地の利は悪いが、鹿児島のトライアル仲間の熱い思いで大会運営がなされている。セクションも、ダイナミックな岩盤登りやはるかに登るヒルクライムなど、バラエティ豊か。
開幕戦真壁で勝利した黒山健一(ヤマハ)は、その勝利に甘んじることなく、気持ちを新たに九州大会にのぞんでいた。ここで敗北すれば一勝一敗となって、開幕戦での勝利も無に帰する。ここで勝って初めて、2008年のリードをとることができると考えていた。
小川友幸(ホンダ)は、真壁での戦いぶりがあまりにも不本意だった。自分の本来の実力を出すにはまったくいたらなかったから、九州では自分の力を発揮することに専念した。そうすることで、真壁での失敗の影響を絶ちきることもできる。逆に、真壁で本来とはほど遠い走りをしながら2位に入れたことで、運には見放されていないと思う小川だった。
この二人の戦いになんとしても食い込みたい野崎史高(ヤマハ)は、しかし今回はコンディションが悪かった。試合直前に腰を痛めてしまって、セクションを下見するのも苦痛。これではトップ争いにくいこむのはむずかしく、むしろ表彰台のポジションを誰かに奪われるのではないかという心配が発生する。
野崎の表彰台を脅かすのはゼッケン4田中太一(ホンダ)とゼッケン10小川毅士(ホンダ)のふたり。しかし田中太一はまだ本領発揮にはいたらない。この日、野崎とともに3位争いの主役を演じたのは、小川毅士だった。小川友幸と小川毅士。真壁では本領を発揮できなかった二人が、九州で実力を見せようとしていた。
国際A級スーパー、国際A級、国際B級、各クラスほぼ全選手収録。
◎題名/2008全日本トライアル@ファイルR2九州
◎DVD90分/2600円
◎JANコード/4560187780615
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