アイルランドから帰って、ほとんど１週間たってしまった。
写真は、２日目の大会が終わった後、プレスルームのおねえさんから「お昼から夕方まで、軽食を用意したから食べてね」ともらっていた食券を使ってサンドイッチを食べたビストロ。
この写真を撮ったのは例のライカもどきのデジカメで、こいつはいかにもヨーロッパ調の色調で少し濁った発色をするんだけど、これがいかにも北アイルランドにお似合いだ。
でも、この街には、ほんとにレストランがない。これも、その実情はファミリーレストランなんだけど、建物は築何百年だし、メニューもそれに準じて古くさい。日曜日の晩、キャンパーを片づけてしまって料理ができないチームメンバーは、ほとんど外食になるんだけど、ケンタッキー・フライドチキンやバーバーキングに群がるチームメンバーの姿を見かけたものでした。
ドギーなんかはこれがわりとふつうなんだろうけど、どこで祝勝会したんだろうなぁ。
帰りは、朝７時に宿をでて、９時のフライト。ロンドンまでは満席だったけど、乗り換えのバージンアトランチック便はがらがらだった。窓の外を見ると、飛行機の羽根に「ここを歩くな」と書いてあった。すわっている客に向けて書いたものじゃないだろうけど、少し笑ってしまいました。
バージンアトランチックのエコノミー席には、全席にディスプレーがあって、好きな時間に好きな映画が見られる。いくらかかるのかわかんないけど、クレジットカードをスライドすれば電話もかけられる。かけなかったけど。
飛行機の中では、ぐぅぐぅ寝もしたけど、撮影した20本のビデオテープをチェックしたり原稿を書いたり、地面の上ではなかなかできないような充実の時間を過ごしたのでした。
日本についたのが朝の９時ごろ。成田の駐車場に車を預けていたので、そのまま東京に向かって走り始める。ぼくはMFJに打ち合わせにでかける予定があったので、箱崎で降ろしてもらった。地下鉄に乗ろうと思ったけど、地下鉄の乗り方がよくわかんなくて(笑)、箱崎から築地まで歩いていった。日本昔ながらのお店を見物しながら、最後の桜を見ながら、帰国一発めとしてはなかなかよいお散歩でした。
打ち合わせが終わったのは夜になったから、帰国初日に寝なかったというのも大きい。翌朝は、すぱんと起きられました。時差ぼけなしで帰国したのも、ここ最近ではとっても珍しいことでした。
