雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

スポーツニュースを見て思ふ

きのう、トライアルとぜんぜん関係ない人とお話ししたら、そのうるわしき奥様は机をどんどん叩いてフィギアスケートでの村主の活躍よりも広末の腹ぼてのほうが大きく取り上げられるのが許せないと憤る。まぁ、あたしもそう思う。広末は女優の仕事で取り上げられるべきで、腹ぼてでニュースになるものじゃないのだ、本来。そんなヒマがあったら、藤波があとちょっとで世界チャンピオンになろうってんだから、そっちをやれよと言いたい。

でも、目の前で机をどんどん叩かれていると「そうですねぇ」と相槌を打っているのがつまらなくなった。

「村主が世界のトップだかなんだか知らないけど、フィギアスケートって、テレビとか一部の試合でしか見られないじゃないね。そのへんのスケートリンクへ行って、フィギアスケートをやってる人がいたりすれば、じゃぼくらもやってみようかという話になって、そしたら芸能マスコミも、もっといっぱい取り上げるようになるんじゃないの。現実問題としては、フィギアスケートってのは、広末のお腹の中にいる5ヶ月の赤ちゃんよりも世の中に必要とされてないってことじゃないの」

と逆らいながら、トライアルも、まったくおんなじ状況にあることに気がついていました。彼女によると、スケート場へ行くとみんなフィギアの靴をはいているらしいけれど、オートバイに乗っている人がみんなモータースポーツをやってるわけじゃないからね。モータースポーツの道具としてオートバイを見る人が増えれば、トライアルに限らず、モータースポーツはもっとメジャーになるでしょうね。

もうひとつ、はるうらら。100連敗した馬が大人気らしい。これもさっぱりわからないニュースだ。ある意味、広末の腹ぼてよりも、もっとわからない。100連敗の馬を起死回生の道具にした高知競馬の先見の明は素晴らしいと思うけど、競馬の世界では、100連敗ってのはたいしたものらしい。はるうららそのものが素晴らしいんじゃなくて、これまた走らせ続けている馬主とかが脚光を浴びるべきだと思うけどね。まぁどうでもいいけど。

しかし、現役で走り続けている馬ってのは、そんなに高確率で勝利を得るものなのね。圧倒的に負ける人の方が多くて、しかもそういう人がしこしこ参戦を続けているというトライアル界は、みんなが馬だったらおおもうけなのになぁ……(自分で書いてても、ちょっと支離滅裂でありました)。