雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

6月になってしまった

気が付いたら、6月になってしまっているではないか。
世界選手権は、いろいろと楽しかった。
ぼくらの世界選手権は、3月くらいからはじまる。観戦ガイドを作るための取材で開幕戦へでかけたり(去年はふたりででかけた。今年は杉谷ひとり。ぼくは留守番しながら、その他もろもろの準備をしていた)公式プログラム制作のお手伝いもしていたから、4月、5月はもてぎ月間みたいなもんで、その間に自然山の締め切りがやってくる。2週間に1回締め切りがやってくるから、こうなると、締め切りにもだんだん慣れてきてこわくなくなる。でも、すべてが終わって日常に戻ると、我ながらお疲れでごんした、という気にもなる。世界選手権に携わる人、みんなこんな感じなんだろうなぁ。お疲れさまでした。
世界選手権へは、イタリアからはマリオとアニエーゼ、スペインからはペップがやってきた。ほかにイギリスからジェイクとエリックがきている。マリオたちとペップは、ぼくらと行動をともにするのを常としていて、杉谷はもてぎの直前にいっしょに温泉旅行にでかけた。彼らと遊んでいると、取材の合間にはお話できない、いろんなお話ができるのが楽しい。
もてぎが終わって金曜日に、またもてぎにお出かけした。Bゾーンの岩盤では、おじさんがひとりでなにやら作業していた。すでにセクションの片鱗はまったくないから、知らない人が見たら、砕石か発掘をしているとしか思えないだろうな。
帰りに、亜路欧に寄ってオートバイを返す。亜路欧さんには、スクール用のマシンを借りていたのだけど、お互いにそれどころじゃなくて、なんと数えたら1ヶ月半もお借りしっぱなしだった。その間、3回使わせていただきました。せっかく用意してもらっているマシンだから、もっと活用したいところだけど、なんせ時間の使い方が下手くそだもんで、うまくいかない。
亜路欧の帰り、電話したら木下博信氏がひましていたので、おうちにおじゃまする。ご存じの方はご存知、この人は草加市の市長をやっているのだけど、ぼくらにすれば、昔からのオートバイ仲間だ。今度選挙があるので、いよいよオートバイ遊びができないとくやしがっていた。
土曜、日曜は、久しぶりにオートバイ遊びをする。1年中オートバイ遊びをしているような気もするけど、どこからどこまでが遊びで、どこからが仕事なんだかわかんなっているから、今日は全面的に遊びだと心に誓う。道志の森に遊びに行ったら、成田省造さんもいた。実は、みんな今度の龍泉洞トライアルに向けて、こそ練しにきているのだ。10人も集まっちゃ、こそ練じゃないけどね。
成田さんは、黙々と沢を走り続ける。周回路があって、ぐるぐるぐるぐる、10往復以上してらっしゃる。混ざって走ろうとしたけど、すぐおいつかれちゃうし、2回も走るともういいやという気になってしまう。いかんなぁ。技術的な問題、体力的な問題、精神的な問題、ぼくはすべての問題をかかえている。
本日はこれから打ち合わせにお出かけ。この作業が終わったら、そろそろ来月号の自然山通信の仕込みに入ろうかな。世界選手権が終わって、ようやく落ち着いて2004年がはじまるかなという、なんとも季節はずれの今日このごろであります。