雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

エンデューロライセンスの導入

最近、モーターサイクルを取り巻く世の中の動きが、最近ちょっとおもしろい。高速道路の二人乗りが実現しそうで喜んだと思ったら首都高速は除外でがっかりしたり、ETCで高速道路料金が割引になるかと思えば、オートバイはどうなるかわかんないとか、オートバイの車検が新車は3年になりそうだとか、はたまた石原慎太郎東京都知事が、三宅島で公道レースをやったらいいじゃないかとか、いろいろにぎやかだ。
ただ、我ながら冷たいなぁと思うのは、もともとぼくはふつうのオートバイ雑誌で雑誌作りを知って、ロードレースやモトクロスの取材現場でいろんなことを教えてもらったくせに、今となってはすっかり傍観しているだけだ。そういえば、TY-Sを買って、ごくときどき公道を走るけれど、これが何年ぶりかで、オートバイでの公道経験(もちろんツーリングトライアルでは走るけどね)のような気がする。


でも、ここんちだけはトライアルとの共通性があるので、かなり興味津々。ビッグタンク1月号のエンデューロライセンスについてのアンケート結果だ。この記事に限らず、今月号のビッグタンクはなかなか読みごたえがある。トイレに置いておいて、しばらく読んでいられそうだ。
アンケートは、MFJがエンデューロライセンスを発行しようとしてますが、どう思いますか(全体を1割くらいに簡略化してます)というものだけど、これがエンデューロライダーのありようを正確に現しているとは思えないけど、少なくとも、現そうとした始めての試みなんじゃないかと思う。
「そんなもの、誰も望んでいないさ」みたいな観測はよく聞くけれど、実はちゃんと調べてみないとわかんない。記事にはMFJの後藤さんのコメントも出ているけど、そういう意味では、アンケートをやるべきは、ほんとはMFJなんだよね。
MFJがいろんなところで悪者にされているのは半分はぬれぎぬだと思っているニシマキですが、とことんだめな部分もある。一番だめなのは、現場を知らないし、知ろうともしていないということだ。レースは築地の会議室で起きてるんじゃない、山奥の現場で起きてるんだ(でも、築地で公道レースやスタジアムトライアルが開催できたら、それはそれで大歓迎だけど)。
ビッグタンクのアンケートの結果は、ここに転載するのはめんどくさいので、手に入れられる方は、ぜひ読んでください。さて、トライアルライダーは、ライセンス問題をはじめ、いろんな課題を、どう考えているだろう?