2023年沖縄トライアル第10戦

2023年10月22日（日）
北部スズキ

沖縄トライアル大会第10戦、名護市大北国道58道沿いにある北部スズキの入口を抜けて奥へ進んでいくとU字溝やヒューム管、自然の岩が配置されている北部スズキトライアル場があります。大会当日は天気もよろしく絶好のコンディション、5セクションの2トライで設定しましたが、少々難しめの設定、どのクラスの選手も悪戦苦闘していましたが、それを楽しみながら、いかに最少減点で抑えていくかが勝負の分かれ目となる大会となりました。
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ビギナークラス
4名のライダーが参加しましたが、またまた今月も、電動トライアルマシンを駆る女性ライダー森選手の独壇場！断トツで優勝をきめました。特にターンの安定性と狙った通りのラインどりは見事でした。2位はハラ選手、トライアル車を乗り換えての参戦、あまり乗り込んでいませんと言ってましたが、いいマシンに乗り換えると走りがスムーズになり結果に現れました。3位は謝花選手、仕事が忙しくなかなか乗れていないとのことで足つきが目立ちます。もう少し練習して次回も是非参戦してほしいですね。いい汗を流していました。

ノービスクラス
今月は、4名の参戦でした。1位、2位の争いが続いていたところ減点数は同点、足つきなしのクリーン数の差で優勝したのは渡慶次選手でした。先月も優勝を飾り2連勝です。2位は上原選手、こちらも先月と同じ2位でした。ここ最近急成長している若手上原選手、1位の先輩ライダーにかなり迫っていますが僅かに及ばずでとても悔しい。練習あるのみなので次回こそ必ず！と奮起していました。3位は具志堅選手でした。大会後半少し慌てたのか転倒等の最大減点の5点を連続で出してしまい大きく後退してしまいました。トップに手が届く実力は十分備わっている選手ですので、次回期待しています。

ジュニアクラス
誰が勝ってもおかしくないこのクラス、栄冠を勝ち取ったのは若手ライダー山城選手でした。愛車ベータが不調で、代車シェルコでの参戦でしたが、乗り込んだマシンのように若い豪快な走りでうまく操り最少減点でコースを攻略しています。飛び過ぎてテープからリヤタイヤがはみ出してしまった最大減点の5点をくらってしまう場面もありましたが、うまくまとめました。2位は先輩ライダー名城選手、先輩らしいテクニシャンな走りを見せていましたが、フロントがつんのめってしまい転倒していまいます。今回は若手に優勝を譲ったということですね。3位は久々の表彰台篠田選手です。ずっと振りの練習を心がけている篠田選手、素晴らしい練習の成果が出だしています。振りのあとの足つきがなくなり精度が高まっています。練習は裏切らないですね。次回はさらに上の表彰台を期待しています。　

エキスパートクラス
優勝はエキスパート一番若手の高山選手、今月はコースの難易度が高かったのもありますが、なかなかクリーンが出なかったもののうまくまとめています。足を出さない粘りの走りでの優勝でした。2位は木下選手です。調子は悪くなかったが、クラッチ操作のタイミングが合わず5点を2回も出してしまいました。マシンは悪くない、もっと乗り込んで次回頑張ります。とのことでした。3位は津嘉山選手でした。ビッグステアでマシンを落としてしまう場面がありましたが、怪我もなく笑顔で続行。大会終了後マシンをよく見てみるとフロントフォークのスタビライザーが（汗）・・
お財布が痛い大会となってしまいました。