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九州リザルト

沖縄のMSフェスティバルと第9戦

11月17日、18日は、沖縄市の主催で、モータスポーツフェスティバル2018が開催されました。イベント前日の16日には、ガッチスクールを開催しました。

その翌週、11月25日には同じブセナトライアル会場で、沖縄トライアル選手権大会第9戦ブセナ大会を開催です。

1811沖縄のみんな

モータースポーツフェスティバルは、車のドリフト、ジムカーナ、レーシングカート、4WDトライアル。バイクはトライアル、ジムカーナ、ミニモト、エクストリームバイクなど、各モータースポーツが集まっての、今回が4回目となるイベントです。

1811沖縄の一本橋デモ

1811沖縄のデモの3人

沖縄トライアル協会では、全日本トライアル国際A級スーパークラス・チャンピオンの小川友幸選手(ガッチ・前人未踏の6回連続、チャンピオン8回目)、沖縄の星、冨名腰慶亮選手(全日本国際B級ランキング2位・沖縄トライアル エキスパートクラスチャンピオン)と、沖縄の若手、久田幸希(19歳今帰仁出身)の3人によるトライアルショーを、17日に1回、18日に3回。それとトークショーを開催。

1811沖縄のトークショー

MITANIチーム監督の三谷知明さんが見る中、MCの上田万法さんのトークで大勢の人が集まり、笑いあり驚きありの拍手喝采で盛り上がり、ショーの後は行列ができるサイン会となりました。

1811沖縄のトライアングル

イベント前日の16日に開催したガッチスクールは、名護市喜瀬区のブセナトライアル会場でおこないました。

1811沖縄のガッチスクール

翌週、11月25日には同じブセナトライアル会場で、沖縄トライアル選手権大会第9戦ブセナ大会の開催です。

1811沖縄大会の4人

11月も松になると、太陽もやっとやさしく涼しくなって、バイクを楽しみやすい時期になりました。

今回は5セクションの3トライ。第1セクションはタイヤ、U字溝などを使ったセクションですが、第1以外はアップダウンの自然地形を使った土だけのセクションになっています。

□エキスパートクラス

なんと今回は「オレの走りを見せてやる……」と冨名腰慶亮選手のパパ(冨名腰直人)が1年半ぶりに参戦。T.ミヤゾノからも平良選手、宮園選手の2人が参戦。ていねいな走りでクリーンを増やしていきます。

1811沖縄大会E冨名腰

早いペースでセクションインしていく若手伸び盛りの久田選手、ライン取りのミスをなんとかカバーして走ります。各選手、ポカミスが目立ち減点を増やしているようです。

1811沖縄大会E平良

結果は、新婚で奥様の応援に応えた平良顕治選手が、減点3クリーン11で優勝、ベストクリーンを取りました。帰ったらお祝いです。2位には減点8クリーン11の宮園豊明選手です。T.ミヤゾノが他を引き離して1、2フィニッシュです。3位には減点18クリーン9の久田幸希選手、クリーン差で木下康成選手が4位、津嘉山選手が5位に入りました。冨名腰パパは久しぶりの参戦で、イメージと体、バイクが思うように合わず、悔しい成績になってしまいました……。

□ジュニアクラス

1811沖縄大会J上地

今回は4名の参加。各選手ちょっと足が出てしまいなかなかクリーンが取れないでいる中、安定してマシンを走らせ、他に大差をつけてダントツ優勝したのは上地晋也選手。減点11クリーン9でベストクリーンも取っています。2位には減点33クリーン4で稲福政作選手、3位には減点40クリーン3の仲村健選手、4位に減点50クリーン1で大西邦孝選手です。

□ノービスクラス

1811沖縄大会N篠田

1年半ぶりの洲鎌選手はモンテッサのナンバー付きで会場入りして、ナンバーを外して参加です。

具志堅選手は肩のケガを押して走りますが、5番セクションで木に肩を当ててしまい、動けません。

宮城選手、仲間選手はクリーンを取っていますが、減点も増やしてしまいます。保栄茂選手はマイペースでクリーンを狙います。

結果、減点15クリーン9の篠田彦一選手が優勝です。ベストクリーンも取りました。2位には保栄茂隆選手が減点17クリーン9で取りました。3位には減点18クリーン8の饒平名知憲選手が入りました。わずかの差で勝負が決まりましたが、16日のガッチスクールの受講生が上位を独占しています。

□ビギナー・レディース

1811沖縄大会レディースと体験

今年は初になる赤崎選手が参加。「レディースが2人になる」と左手のケガ(骨にヒビ)を押して津嘉山選手が参戦。そして今回、バイクジムカーナをしている仲村さんが「トライアルに興味あります」と体験で参加、一緒にトライアルの基本でターンを中心としたセクションをいくつか走り「トライアル楽しい……」と笑顔でバイクを走らせます。

レディースの成績は減点1クリーン11で赤崎久実子選手、減点12クリーン8の津嘉山洋子選手は、走る事を楽しみました。

2018年沖縄トライアル大会
第9戦
ブセナ大会
参加台数:23台
2018年11月25日

エキスパートクラス 8台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 合計減点 クリーン
1位 10 平良 顕治 T.ミヤゾノ RTL260F 3 11
2位 11 宮園 豊明 T.ミヤゾノ RTL-260F 8 11
3位 7 久田 幸希 HIMAWARI RTL-300F 18 9
4位 1 木下 康成 カンガルー TRS 300 18 8
5位 4 津嘉山 正 首里チーム ガスガス125 18 7
6位 3 知念 太 T.セイキ ベータEVO 29 3
7位 5 長浜 晃 す~た~ず ガスガス280 42 2
8位 10 冨名腰 直人 ライトニング RTL-280F 43 1
ジュニアクラス 4台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 合計減点 クリーン
1位 6 上地 晋也 STC RTL260F 11 9
2位 2 稲福 政作 ジャッカル シェルコ 33 4
3位 7 仲村 健 アシスト RTL-260F 40 3
4位 3 大西 邦孝 す~た~ず RTL-260F 50 1
ノービスクラス 9台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 合計減点 クリーン
1位 24 篠田 彦一 STC RTL260F 15 9
2位 1 保栄茂 隆 す~た~ず JTG300 17 9
3位 7 饒平名 知憲 FTC ガスガス 18 8
4位 13 宮城 昭 T.ミヤゾノ RTL-260F 22 7
5位 12 洲鎌 博一 ジャッカル モンテッサ 24 6
6位 18 崎原 雄斗 STC スコルパSC 26 4
7位 19 仲間 真路 TMU RTL250R 32 7
8位 22 棚原 正彦 RTL300 RTL300 F 34 3
9位 20 具志堅 興作 T.NAGO ガスガス280 39 4
ビギナークラス 2台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 合計減点 クリーン
1位 赤崎 久実子 RTL-260F 1 11
2位 津嘉山 洋子 首里チーム CD50改 12 8

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