今日は暑そう。昨日の朝は霧がかかってるみたいに曇っていて涼しかったのに、今日は同じ時間でもう暑い。
トライアルGP
この日も、スーパーファイナルのあと、誰が勝ったんだろうとチームがスマホの速報を見ながら悩みながら試合が終わった。どんなルール、レースフォーマットでもいいから、誰が勝ったのかわかりやすくないと、お客さんも盛り上がりようがないんじゃないかなぁ。結局、レース1もレース2もトニー・ボウが優勝(とリザルトは示している)。
しかしボウの強さは圧倒的だった。今回はセクションが簡単目立ったのでよけいにそう見える面もあったかもしれないが、とにかくムダなアクション、ムダなアクセルがいっさいない。それが最も顕著だったのがスーパーポールでのスピード競争たった。いかにも速いブストやマルセリに対して、時計を見なければ速いとは思えないスムーズで必要最小限のアクション。その結果、とてつもなく速い。セクションに対しても同様の感じで、一時、ブストの勢いがボウのテクニックを上回ってきている印象があった時があったけれど、今年はボウがさらに上に進んだという印象だった。
トライアルGPにデビューしたミケル・ジェラベルト+RTL ELECTRICとハリー・ヘミングウェイは両レースとも5位と6位。レース1ではトップ4がみんな一ケタ減点をマークしたのに対し、ジェラベルトは13点、ヘミングウェイは23点とちょっと離された感じ。でもまだ最初の1戦だ。
ファイナルとスーパーファイナルでレース2を決着する新方式は、なんだかよくわからない、がみんなの共通した感想みたい。ヨーロッパに渡って、さらにフォーマットに磨きがかかってくるのかもしれないが、スーパーファイナル5セクション30分で1レースの勝敗が決まるのはどうかなぁ、というのが開幕戦の感想だった。
でもいろんなことにトライしていくのは、悪いことじゃない。迷走は、次へのステップの第一歩だと信じたい。
トライアルGPウイメン
女王、ベルタ・アベランが快挙と失意の1日。レース1はオールクリーンで堂々たる勝利。2位のソフィア・ラビノが13点だから、ぶっちぎりだ。3位はラビノと同点でアリシア・バチェッタ(1点の数でラビノが上位となった)。
そしてレース2。第3セクションでアベランがまさかの5点。岩の上でバランスが崩れてそのままセクション外に落ちてしまった。これで万事休す。しかし残りを全部クリーンすれば、勝利はまだアベランのものだったかもしれないが、その後も細かい減点が重なって、12セクションを終えて減点9。これを上回る減点6で回ってきたのが、バチェッタだった。バチェッタはGPウイメン初優勝。ただしこの日の総合優勝は、1位と2位のアベランのものとなった。
トライアル2
レース1とレース2で、リザルトが大きく揺れた1日となった。レース1の勝利者はジョージ・ヘミングウェイ。土曜日のレース2を制しているから連勝ということになるが、しかしヘミングウェイはレース2では13位と低迷した。
レース2の勝者はビリー・グリーン。グリーンの減点はたったの2点。クリーン至難の第10セクションで2点を失っただけだった(ちなみにヘミングウェイは、2ラップ目に3つの5点を取って低迷しながら、第10セクションはクリーンしている)。グリーンのレース1は6位だったが、両レースをコンスタントにまとめてライダーがいおらず、グリーンがこの日の勝利者となった。
レース1の2位はジェラルド・グンバルセン、レース2の2位はフランチェスコ・ティートリ。ノルウェーとイタリアの二人にイギリス人が囲まれる表彰台となった。
日本勢は、氏川政哉がレース1で13位、レース2で8位。廣畑伸哉が14位と10位、武田呼人が12位と15位、黒山陣がレース2を11位でポイントを獲得している。
スタートリスト
日曜日のスタート順は、土曜日の結果に準じて決まっている。1分15秒刻みだから、ちょっとせわしない。かつて世界選手権のスタートは2分刻みで、それが1分半刻みになり、1分15秒になった。全日本選手権は1分刻みでスタートしてセクションの走破時間は1分。世界選手権のセクションマキシマムは1分半だったのが、去年から1分になった。だんだん世界選手権が全日本に寄ってきている。
世界選手権独自のタイムコントロールとしては、ラップ途中のタイムオーバーがある。第1から第3までを何分で走れ、第4から第6までも何分で走れ、という設定だ。パンチカードではなくタブレットなどで採点を入力するシステムになって、同時に時間を記録するのも容易になったからできることだが、さて、その情報はどこで手に入るのか、そういえば調べたことがなかったので、あとで聞いてきます。公式の情報にはこのタイムコントロール情報はないような気がする(見つけられてないだけだったらごめんなさい)。
で、本日のスタート前に日本の役員さんに聞いてみたけど、わかんないみたいなので日本のライダーに聞いてみたら、わかんなくてたいへんでした、同じガレージのガイジン選手に聞きました、という答えで、ちゃんと告知されてるのかなと??になったけど、廣畑伸哉選手はちゃんと答えてくれました。曰く「スタートリストを最後までちゃんと見なきゃだめですよ。最後にちゃんと書いてあります。コースの長さとかセクションの密集度とかによってタイムコントロールの配置や時間も変わるから、毎回変わりますからちゃんと見ないとだめです」とのことでした。
