世界選手権シリーズが終盤となって、女性世界選手権シリーズが始まった。今年は昨年より1戦多く、今回アンドラ大会の土曜日に第1戦が開催、第2戦は男性世界選手権最終戦ベルギー大会、そして最終戦がトライアル・デ・ナシオンの金曜日となる。
今回の参加は17名。ベルギー大会まで3週間空くから、まとめて参加するのは無理があるんで、参加者も少なめ。でも唯一アメリカからの参加もあって、女性世界選手権の盛り上がりの前兆も感じさせた。
セクションは、ざっと国内B級レベルではないかと思われる。ライア・サンツ(スペイン)にとっては簡単すぎて、下位のライダーにとっては手ごわすぎる設定ではある。
毎度、オールクリーンで試合をまとめてきたライアだったが、今回は珍しくも7点の減点を喫している。テープを切っての5点がひとつあるということだったが、その他にもふたつの1点あり。ところが打倒ライアの最右翼であるイリス・クラマー(ドイツ)は、どうしたことか朝から緊張が解けず、減点が目立っていた。2ラップ目に平常心を取りもどしたものの、最初からこの平常心で戦っていれば、あるいはライアにも勝てた可能性があったのだが、残念。
3位は、去年あたりから実力を伸ばしてきたベッキー・クック(イギリス)。フランスのクレイル・ベルトランは、やっぱり精神的に弱いところを見せて減点を重ねて4位。5位はドンナ・フォックス(イギリス)。6位にアメリカのフォスレイ・ルイーズ。この人は初めて見たけど、しぶとくてうまい。アメリカ人ではじめて上位に食い込んできたような気がする。去年ランキング3位に入ったドイツのロシータ・イオリッタは今回は7位。125に乗っているからどうしたかと思ったら、まだ16歳だから125ccにしか乗れないのだそうだ。ドイツは、ほかにもまだまだ未熟だけど二人参加している。イギリスやドイツ、フランスは、新しいライダーが確実に育っている感じ。
(写真は問題なく開幕戦を飾ったライア・サンツ)
| Pos. | Name | Machine | Nation | Lap1 | Lap2 | Tatal | Clean |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Laia SANZ | Montesa | SPA | 1 | 6 | 7 | 23 |
| 2 | Iris KRAMER | GasGas | GER | 14 | 3 | 17 | 18 |
| 3 | Becky COOK | GasGas | GBR | 15 | 9 | 24 | 10 |
| 4 | Claire BERTRAND | GasGas | FRA | 30 | 14 | 44 | 8 |
| 5 | Donna FOX | Sherco | GBR | 19 | 28 | 47 | 5 |
| 6 | Louise FORSLEY | Sherco | USA | 20+2 | 26 | 48 | 7 |
| 7 | Rosita LEOTTA | GasGas | GER | 30 | 19 | 49 | 4 |
| 8 | Maryline JOURNET | GasGas | FRA | 35 | 24 | 59 | 3 |
| 9 | Emma BRISTON | GasGas | GBR | 33 | 27 | 60 | 4 |
| 10 | Katy SUNTER | GasGas | GBR | 29 | 31 | 60 | 3 |
