世界選手権最終戦に先がけて開催された女性世界選手権第2戦。
6回の世界チャンピオン、ライア・サンツはなんと2位と同点ながら優勝を飾って、7年連続の世界チャンピオンに輝いた。
ライア・サンツは、いつものようにオールクリーンの勢いだったが、1ラップ目の第10セクションでエンジンストップから5点となった。ライアだけでなくトップライダーのほとんどにとって簡単な設定だったこの大会、さしものライアといえども5点の失点は大きい。
1ラップ目のライアの順位は4位で、1位イリス・クラマー3点、2位クレイル・ベルトラン4点、3位ベッキー・クック4点に続いていた。
しかし2ラップ目、ライアは1回も足をつくことなく走りきって総減点が5点。対してイリスは1ラップ目に3点をとった第8セクションで5点。ライアを破って優勝するチャンスだったから、クリーンをねらってなさけない5点となってしまった。
ベルトランは、いつものように精神的にもろい面を見せて4位に後退。一躍躍り出てきたのが、イギリスのクックだった。
クックはひとつの5点もなく2ラップを走り終えて、なんとイリスと同点の5点。クリーン数で破れはしたものの、ヨーロッパ選手権に続いて、イリスを2位の座から引きずり下ろしている。
今年の世界選手権は全3戦。来週のフランス大会が最終戦だが、女性世界選手権は3戦中ベスト2戦の有効得点制のため、イリスは最終戦をまたずにタイトルを決定した。モンテッサで3年連続、そして通算で7年連続の世界チャンピオン。この記録はドギー・ランプキンに並ぶものとなった。
