大きな災害が相次いでいます。災害支援にトライアルは最適。しっかり腕を磨きましょう。

USBに電源を!

ずいぶん前だったけど、DJI NEOがパソコンにつながらない、OLYMPUSのICレコーダーもつながらない、という案件があったのだけど、それについての備忘録。

DJI NEOはコンパクトなドローン機です。内蔵メモリーに写真を保存するので、USBケーブルで接続して写真を吸い出す。Wi-Fiを使ってスマホ経由で吸い出すこともできるけど、妙に時間がかかる。

ところがUSBケーブルでパソコンとつなぐと、NEOのストレージ自体はデスクトップに現れるのだけど、中身が空っぽ。20回に1回くらい、中身が見えることがある。

DJIのユーザーフォーラムで質問するも、同じ悩みに直面している人がいないのか、返答はなし。使い勝手の悪いDJIのアプリを経由しろとか、あんまり役に立たない(望んでいない)返答も多かった。

ICレコーダーは、本体内蔵のUSB-Aをパソコンにつなぐと、内蔵メモリーがデスクトップに現れるという仕組みになっている。とても便利だった。今調べたら、2015年発表の製品だった。雨の中使ったりしてるけど(防水のレコーダーって、存在しないみたい)、ノントラブルで今に至っている。

ところがMac OSを新しくしたら、これも中身が空っぽになった。レコーダーはドローンより使用頻度が高いので、悩んだ揚げ句、内蔵メモリーの使用をあきらめて、マイクロSDに記録して、マイクロSDを読むようにした。でもなんか釈然としない。この問題が発生したのは、確かMac OS Sequoiaからだった。

Macのユーザーフォーラムで、USBの電源問題ではないか、という指摘があった。USBにMacから供給される電圧が低いとか、公称通りに修正したらつながらないのが出てきたんじゃないかとか、そういうことだったけど、これを使ってみてください、と提案されたのが2万円もするUSBハブだった。いやいや、そんなのおいそれとは買えないし、買ってダメだったら悲しいし、出先に持っていくのにでっかいし、とスルーしてしまった。なんであのとき、それ以外の模索をしなかったかなぁ。

お友だちのSNS投稿を見ていたら、電源付USBハブを買った、というのがあって、あらためて検索したら、2万円も出さなくても、USBに電源を供給して安定した接続を求めるハブはいくらでもあるじゃないか。安いのは800円くらいからあったけど、800円を買ってダメだった場合、仮説がダメなのか800円がダメなのか検証がしにくくて、結局またもう少し高いものを買うことになりそうだから、3,000円弱のちょっと高いのを買ってみた。2万円よりはだいぶ安い。

そして届いたところ、あー、ドローンもICレコーダーも、無事に接続できるじゃないか。もっと早くやればよかったよー。ほんとはUSB-Cジャックがあるとよかったけど、変換アダプターでなんとかなりそうだから、まぁいいか。