東本昌平が亡くなられました（ちょっと旧聞、ごめんなさい）。
東本昌平（はるもとしょうへい）さんはオートバイ大好き漫画家でイラストレーター。代表作は「キリン（ミスターバイクBG誌に連載）」で、オートバイライディングの楽しみが生き生きと描かれた作品群で人気を博し、その後モーターマガジン社より「東本昌平RIDE」を刊行していました。
東本さんはこのところの病気療養中、7月27日に自宅にて、家族に見守られて旅立ったということです。
東本さんの作品には、ちょっと昔のオートバイがよく登場していて、よもやトライアルなどが出てくるわけあるまいと思っていましたが、トライアルマシンガ登場するヒトコマを発見したので、遅くなりましたが、ご訃報とともに、ご紹介します。
トライアルマシンが（ちょっとだけ）登場するのはRIDEX10で、2015年10月15日刊行のモーターマガジン・ムック。カワサキNinja H2、ヤマハYZF-R1M、ビモータTESI 3D NAKED、ホンダCBR900RR、ホンダCBX、カワサキNinja ZX-9R、ホンダMONKEY、ハーレーダビッドソンXL1200V SEVENTY-TWO、スズキGSX1100Sカタナ、ホンダCB750FOUR[K0]などが主役だが、最後のCB750FOURのところに、イーハトーブとおぼしきゼッケンをつけたスコルパTY-S、ベータEVO、シェルコSTFなどが出てくる。
さりげない登場のしかただけど、東本ファンの皆様は、もう一度蔵書をチェックしてみてください。トライアルが出てくる場面はごく少ないけど、ご本人はトライアルバイクに乗ったりもしていたらしい。ただ唐突に登場したということではなくて、トライアルのネタ拾いもちゃんとされていたんでしょうね。まだ他にもトライアルマシンが出てくるエピソードがあったら、教えてくださいね。
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東本昌平さん、最後までオートバイとともに走り続けた漫画家人生でした。
