雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

メガネを作った、藤波が勝った、暑かった

メガネを作り替えた。

といっても、今あるフレームにレンズだけ入れ換えただけ。作りを整理していたら、眼鏡屋さんからの年賀状が出てきて、レンズが5%引きだというからでかけていって、ついでにお年賀のタオルもいただいてきた。これでぼくの机の上には「近眼鏡」「遠近」「中近」の3つのメガネが並んでいるんだけど、こういうのを使い分ける才はぼくにはない。どうなることやら。

眼鏡のできあがり待ちの喫茶店にて

写真は、かけていったメガネのレンズを入れ換えてもらっている間に入った喫茶店にて。小さくしちゃったからよく見えないけど、3人が携帯をいじっている。手前の娘なんか、話し相手がいるのに携帯をいじっている。お気に入りのタオルケットがないと寝られない子どもがいたけど(おれのことかな?)携帯がないと、この娘たちは生きていけないんだろうね。

でも、こんな写真を撮っていると、そのうちどこかの大学教授みたいに、おまわりさんにつけられたあげくにつかまってしまうかもしれない。気をつけよう。

韓国の人質が殺されちゃったみたいだけど、イラクの人質事件について、おもしろい(興味深い)意見があった。あんなあぶないところへいくなだの、自己責任だの、経費を負担しろだの、官民そろってみんな勝手なことを言っていたけど、同じように不幸な目にあっても、ぼろマンションのエレベーターに閉じ込められた人なんかには、こういう非難は出ない。受けとる方に「明日はわが身」という思いがあるからじゃないかということだ。ぼくらも、今度は自分がイラクへ行くと思っていたら、自己責任だ、なんてお気楽なことは言っていられないものね。

小泉もおかあさんに、あぶないから、外で遊んじゃいけませんよと、しつけられたのだろうか。人質事件の一連の意見では、パウエルさんがやっぱりかっこよかった。パウエルさんに、日本の総理大臣(ほんとは大統領がいい)をやってもらえばいいのにねと、半分本気で、少し思う。

さっきの、明日はわが身の感覚がない、という言い方をすれば、モータースポーツの事故についても、おんなじような受けとり方を感じる。「オートバイなんかで遊んでいるからそんなケガをして」と評価される。オートバイで遊んでいる人は、明日は我が身だから、そういう評価はしないよね。

モーターサイクルは自殺の道具のかわりではない。自動車の代用品でもない。トライアルは、エンデューロの代わりじゃない。エンデューロからトライアルに移ってくる人がいたからといって、彼らはエンデューロができなくなったから、トライアルを始めるわけじゃない(そういう人も、中に入るかもしれないけど)。

あなごの握りはうなぎの握りのかわりではない。ぼくはうなぎは大好きだけど、握りはあなごのほうがおいしいと信じて疑わない。豚は牛の代わりではない。アメリカから破格のくず牛肉が入ってこなくなったからといって、あっさり豚にしてしまうという発想は、牛にも豚にも申し訳ないではないか。吉野家はアメリカ牛肉禁輸以来業績不振らしいけど、当然である。世界にたった一つだけの豚肉。牛の代わりにしてはいけない。こういって見栄はっているから、ぼくもあれ以降、一度しか吉野家にはいってません(もののためしに豚丼食べてみたのだ)。

トライアル、なにかの代わりにしてはいないかな? 身の回りを、ちょっと調査中の今日この頃。代わりといえば、デジタルカメラ、最近ようやくフィルムカメラの代わりじゃなくなった。よしよし。
藤波貴久6勝目。こういう事件があると、日記がとどこおるというのは、ニシマキもそれなりに仕事をしている証拠……。と思っていただけると幸いなのですが、実体はさて。