地中海の海岸
ふと気がついたら、スイス大会前夜から日記が途絶えていた。掲示板にいろいろ書いたから、日記もさぼっていない気がしていたけど、事実は冷酷だなぁ。
日曜日の晩は、なんだかんだと11時頃までプレスルームでお仕事して、居残り仕事をする藤秀を置いて、宿に帰りました。宿は日曜日の午後から月曜日は誰もいないので、裏口から入って、月曜日は勝手に出ていってくれとのこと。鍵は台所の窓から放り込んでおいてねと、なんだかホテルに泊まったという感じじゃない。土曜日の晩に、今日はお別れだからと、ホテルの兄ちゃんにビールをおごってもらって、乾杯しました。いつも飲んでるビールとは別の、またおいしいやつだった。
月曜日は、プレスルームによって、まだ生きていた無線LANを勝手に使ってメールなどを見て、それから一路ニースへ。昼飯を食ってからだからだけど、６時間走りっぱなしで、イタリアとフランスの国境近く、サンレモの隣の街の安そうなホテルを見つけてチェックイン。写真は、そのホテルからの地中海。鉄道のガードをくぐると、海岸です。サンレモ、モナコ、ニースと観光地ばかりが並んでいるけど、このホテルはふたりで40ユーロくらい。安いところは安いんだね。
最後はイタリアで飯を食おうということで、わざわざイタリアの街を選んでの宿泊でしたが、近所のレストランはメニュー（定食）が30ユーロだという。けっこう高いじゃないかと思ったら、スパゲッティが出てきてサラダが出てきて、コーヒーが出てきた終わっちゃった。13ユーロのまちがいだった。ステーキのつけあわせがサラダかと思ったけど、メインディッシュがサラダかステーキか選べということだったんだね。日本の感覚からすれば不思議だけど、ボリューム的にはこれで充分だった。
翌朝、45分くらい走ってニースへ。途中、イタリアからフランス、フランスからモナコ、モナコからまたフランスと国境を越えたはずなんだけど、どこから国が変わったのかは、さっぱりわからなかった。
で、８日朝、成田到着。数時間後に藤波が一時帰国するはずなんだけど、お先に失礼して中華街で昼飯を食って帰る。
中華街の昼飯は、うまかった。
